2009年6月6日土曜日

徳島 スギ樹皮から吸音材

スギ樹皮に吸音性 県工技センターが実証、建具やドアなどに有効
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/06/2009_124416614992.html


徳島県立工業技術センター(徳島市)は、スギの樹皮が吸音材として実用化できる性能を持つことを実験で確認した。


実験では、粉砕したスギの樹皮(樹皮繊維)を使用し、厚さと密度を変えて吸音率を測定。
厚さ50ミリメートルで密度153立方キログラム、厚さ100ミリメートルでは密度102立方キログラムの条件で吸音率が最大となり、一般的な吸音材であるグラスウールのような多孔質吸音材とほぼ同等の性能があることが分かった。


樹皮繊維は不織布など通気性の良い袋に詰めて使用する。
今後、実用化に向けて企業などを選定して商品化を進める方針。水にぬれるとカビが発生する恐れがあることから、木製建具や内装ドア、スピーカーなどへの利用を見込んでいる。



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