2009年9月7日月曜日

森林官の仕事

「森林官」が普段何をやっているのか世間的に知られていないと思うので、森林官の仕事についてまとめてみました。
あくまで今年の自分のケースなので、地域や森林事務所によって異なります。



■造林
地拵・下刈・歩道刈払など請負事業の監督・検査
歩道の総延長は約160km
署へ提出する監督検査報告書の作成


■収穫
収穫調査して報告(間伐する木を選ぶこと)
今年は38ha,2800m3


搬出支障木の調査
(立っている木を買った業者が、道に木材を出すのに邪魔な木を調べること)
今年度中の立木販売の搬出が47ha、3400m3


跡地検査
(立っている木を搬出した後に、確認しにいくこと)
18ha2000本の物件がある。


委託調査の監督、下見など
(収穫調査を請負でやるので、その準備と監督)
今年は140ha、予定収穫量9700m3


地況林況調査
(森林調査簿と実際の森林の本数や太さが間違っていないか見に行く)


伐採予定箇所の選定
(近い将来に間伐する場所を決める)



■販売
(販売事業は、立っている木を土場まで持ってくる事業)
今年は78ha,6700m3
搬出路の設定、土場の設定
搬出支障木の調査


■管理
貸付地の点検


■測定
1種境界の巡検、2種境界の境界検測予備調査
今年は合計12.5km
(境界に埋まっている杭を探しながら歩く)
境界線を遠望して、異常が無いか調べる


■林道、作業道
管理している林道と作業道は約120km。
大雨後の点検
崩土除去など重機作業の指示
林道維持請負の監督(草刈、グレーダー)
開渠の木製蓋の補修、水切りなど
草刈委託ではとれない法面の木の伐採など



■総務
超過勤務、旅費、休暇簿などの書類作成(臨時職員の分も)
事務所周りの草刈


-------------------
他の事務所と比較した事はありませんが、収穫や販売の事業量は平均よりは多いと思います。


これに加えて、町内会・お祭り・町おこしへの参加、トレッキング情報やミニコミ誌の発行、森林教室の開催など、地域や住民と真剣に向き合う仕事もしなくてはいけないという意見もあります。


仕事の段取りが悪かったり、個人の能力が足りないのかもしれないですが、さらに仕事が増えると大変です。


-------------------
予防線として書いておきますが、まだまだ仕事が緩いとか、うちではこれもやっている、という突っ込みや批判があるでしょう。
そんな事を書きたい方は、ブログなりサイトを立ち上げて自ら情報発信してみてはどうでしょうか。


思う存分自分の好きな事が書けますし、国民視点で見れば森林官というものが複数のソースから分かるのではないでしょうか。



0 件のコメント: