2009年4月30日木曜日

北海道 新たな森林環境政策について


道内の森林資源、管理と利用の両立図る
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090427c3c2700w27.html


道は森林環境税の導入を視野に、民間の森林所有者と連携しながら計画的に人工林の間伐などに取り組む独自の政策を策定。
林野庁は国有林の丸太販売で、木材加工などで高い技術力を持つ業者などへの販売量を5割増やす。


道はこのほど策定した「新たな森林環境政策(素案)」で、人工林の計画的な間伐や無立木地での植林活動を重点施策と位置づけた。
手入れが遅れ、早急に間伐が必要な人工林2万1000ヘクタールと約1万ヘクタールの無立木地を整備する。


新たな森林環境政策について
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/sr/srk/sinrinkankyo



香川  「森のアンテナショップ」オープン

県産木材をPR、「森のアンテナショップ」オープン
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20090429000286



香川県産木材を使った製品をPRする「かがわの森アンテナショップ」が29日、香川県高松市サンポートの高松シンボルタワー3階「かがわプラザ」内にオープンした。


 http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kagawa/news/20090429-OYT8T00855.htm
約120平方メートルの常設コーナーには、主にヒノキ製の真新しい座卓やベンチ、おもちゃなど約50点が並ぶ。
柱や床材などもあり、木造住宅の良さをアピールしている。
約100平方メートルのイベントスペースも併設し、木工教室などを開く。
総事業費は約500万円で、国の緊急経済対策の交付金を充てた。


http://mainichi.jp/area/kagawa/news/20090430ddlk37040370000c.html


県産ヒノキのアンテナショップオープン(写真あり)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2009043000234



福岡 森林セラピー基地開所

森林セラピー基地開所 うきは市のつづら棚田 県内初癒やしの場に
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/92556



うきは市浮羽町の「つづら棚田の散歩道」で29日、開所式が行われた。



国土交通省 地域木造住宅市場活性化推進事業

平成21年度 第1回地域木造住宅市場活性化推進事業の採択事業の決定について
http://www.mlit.go.jp/report/press/house04_hh_000066.html


地域木造住宅市場活性化推進事業審査委員会の審査を経て、別紙のとおり36事業の採択を決定しましたので、お知らせします。



岐阜 バットの森に植樹

アオダモ:「バットの森」に 野球少年ら100人が200本植樹--高山 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090429ddlk21040051000c.html


野球のバットの材料となる木の植樹・育林活動に力を注ぐ高山市清見町のNPO「どんぐりの会」(稲本正代表)がこのほど、野球少年ら約100人と一緒にアオダモ(モクセイ科)の苗木など約200本を植樹した。


どんぐりの会は清見町牧ケ洞の山林(約0・5ヘクタール)を「バットの森」と名付け、05年からアオダモの苗木などを植樹している。



2009年4月29日水曜日

静岡 森林認証住宅ブランド化

森林認証の富士ヒノキ住宅促進 中東部の10工務店
http://www.shizushin.com/news/pol_eco/shizuoka/20090428000000000014


工務店組織の「富士山木造住宅協会」加盟の県東中部10社が、このほど、持続可能な管理の認証を受けた日本製紙の富士山ろく林から出るヒノキ材を、厳格管理の下で住宅に活用する物流ネットワークを構築した。
緑の循環認証会議(SGEC)の認証を受け、「富士山『桧輝(ひのき)』」としてブランド化。


対象林は、富士宮市の日本製紙北山社有林(670ヘクタール)で、年間産出能力は4000立方メートル前後。
富士ひのき加工協同組合で製材加工し、総合管理マニュアルに従い、プレカットを経て、工務店が住宅に使用。



宮崎 高山植物盗掘防止へパトロール

霧島連山:高山植物盗掘防止へ パトロール、秋も実施--対策協 /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090428ddlk45040672000c.html


宮崎、鹿児島両県にまたがる霧島連山の国有林を管理する森林管理署、周辺6市町などでつくる霧島連山高山植物等盗採防止対策連絡協議会の会合がこのほど、えびの高原(えびの市)の国民宿舎であった。



大分 プレカットラインを休止

縮小均衡策を模索する木質建材業界(1)
http://www.data-max.co.jp/2009/04/post_5433.html


(株)ネクストは、4月25日で在来木造プレカットラインを休止した。
今後は、日田杉の製材・加工業に専念し、プレカットの設備はレンタルまたは売却を検討するとのこと。
製造キャパシティは月産1,500坪、この規模では住宅市場が急速に縮小していく環境下での競争力を維持できないと判断した。



林地残材バイオマス混焼発電実証に30億円

09年度補正予算案、経産省分は2兆9000億円-「低炭素化」に重点配分
http://www.shimbun.denki.or.jp/backnum/news/20090428.html


経済産業省は27日、09年度補正予算案の同省関連施策を発表した。
同省の補正合計額は2兆9千億円で、低炭素革命には8650億円(他省庁分含む)を計上。


新規事業として次世代電力網や電気自動車のインフラ整備など低炭素社会実現の実証に205億円、原子力素材・部材メーカーへの研究開発補助に42億円、林地残材バイオマス混焼発電実証に30億円を充てた。



2009年4月28日火曜日

広島 ペレット製造施設稼動予定

庄原市の木質バイオマス 里山再生につなげよう
http://www.chugoku-np.co.jp/Syasetu/Sh200904270139.html


庄原市が、間伐材や木くずなどを燃料に加工して使う「木質バイオマス」事業に取り組んで三年目になる。


ペレット製造施設は来年春にも稼働を始め、今の市内の需要量とほぼ同じ年四百トンの生産を目指す。五年後には千トンに増やす計画である。


木材とペレットにはコストのジレンマが付いて回る。
木材の買値が低すぎると、収集や運搬に当たる人たちの収入が保証されない。
逆に高すぎるとペレットの売値に跳ね返り、灯油より割高になると活用は広がらない。
例えば灯油が一リットル八十円なら、ペレットは一キロ当たり四十円以下にする必要があるという。


もう一つの課題は需要をどう増やすかだ。
市は、全二十一小学校や公民館、温泉施設「リフレッシュハウス東城」などにペレット用のストーブやボイラーを導入した。
この春完成した新庁舎にも大型ボイラーを据え付けた。



愛知 間伐材の遊具作り

親子で間伐材の遊具作り 設楽・津具森林組合が招待
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090427/CK2009042702000026.html


豊川下流域の住民に木への親しみを深めてもらおうと、設楽町の津具森林組合が26日、町内の道の駅「つぐ高原グリーンパーク」に豊橋市や豊川市の親子30人を招き、間伐材で遊具を作った。



新潟 セラピー地図を製作

森林セラピー散策路を紹介
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=2&newsNo=158604


妙高市観光協会はこのほど、「妙高トレッキングマップ」を製作した。
折り畳み式で、笹ケ峰一周歩道など市内6カ所の「ロード」の見どころを紹介している。



2009年4月27日月曜日

長野 赤沢自然休養林が開園

ヒノキ天然林を散策 赤沢自然休養林が開園
http://www.chunichi.co.jp/article/nagano/20090426/CK2009042602000014.html


木曽ヒノキの森をめぐる散策路がある上松町の赤沢自然休養林が25日、今季の営業を開始した。11月8日まで開園する。


樹齢300年のヒノキ天然林が広がる国有林内に8本の散策路が整備され、水遊びのできる川がある。
3年前、森林浴を健康増進に生かす国の「森林セラピー基地」に認定され、昨季は初めて来園者が12万人を超えた。



山梨 森林保全活動、企業に広まる 

森林保全活動、企業に広まる 
県内整備面積5年で10倍 
不況が冷や水、撤退も 
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/04/26/2.html


県などによると、3月末現在で県内外の42社・団体が34カ所で活動を展開。面積は計423ヘクタール



県内で企業や団体が森林整備を本格的に始めたのは1993年ごろから。
2004年ごろから急速に増え、県や県緑化推進機構などが07年8月に立ち上げた「やまなし森づくりコミッション」設立後も、新たに15カ所で活動がスタートした。



福岡 竹林対策に住民の会

竹林による森林破壊を防げ 岡垣に住民の会発足 町の養成講座修了生が参加
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91890


放置された竹林の繁茂から森林の自然環境を守ろうと、岡垣町の住民が26日、環境保全団体「岡垣緑のまちづくりの会」を設立した。


町が実施した「環境保全リーダー養成講座」の修了生28人で構成し、町と協力しながら、竹林の管理や森林公園整備などに取り組む。



東京 山岳救助訓練

山岳シーズン控え 本番さながら 秋川消防署が救助訓練
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20090425/CK2009042502000051.html


訓練は林業作業者が急斜面で転落して足を骨折した事案を想定。山岳救助隊員と檜原救急隊員が八人一組で救助作業を行った。
隊員らは斜度が三〇度から四〇度の急斜面で滑車やロープを使って約二十メートル下に転落したけが人を助け上げた。


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ここまで引用


山菜シーズンですが、地元の消防、役場、警察とは緊密な関係を築いていきたいものです。
ヘリ救助とGPSについて消防に聞かれたので、今度説明に行かなくては。



2009年4月26日日曜日

大分 年間10万立方処理の木材加工場始動

木材加工施設:始動 県内最大、年間10万立方メートル処理--佐伯 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090425ddlk44040573000c.html


年間10万立方メートルの原木を処理する能力があり、県内最大の施設という。


工場は昨年6月に着工。総事業費は国の補助金を含めて約16億8980万円。
曲がり材にも対応できる最新鋭の機械を導入している。



群馬 国有林内にミズバショウ

ミズバショウ:湿原に群生、片品で見ごろ /群馬
http://mainichi.jp/area/gunma/news/20090425ddlk10040285000c.html


http://www.oze-info.com/~info/saishin/event05_06/miz_mori/


片品村越本の「水芭蕉の森」の湿原に群生するミズバショウが見ごろを迎え、行楽客らの目を楽しませている。
1・5ヘクタールの国有林に1万5000株があり、湿原は散策できるように木道が設置されている。



2009年4月25日土曜日

沖縄 西表島の使用許可

マーレー川入口、駐車場整備を約束 川満町長


http://www.y-mainichi.co.jp/news/13477/


川満町長は、駐車場整備について「狭いのは承知しており、整備の方向性で進めたい。AED設置にしても森林管理署の許可が必要で、早めに許可を受けられるよう担当課長に指示している」と述べた。



宮城 地震の土砂ダム排水難航

いつ終わる避難生活 土砂ダム排水難航 栗原・花山
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090425t13039.htm



湯浜土砂ダムは、幅約200メートル、長さ約1キロにわたって土砂が迫川をせき止めている。約80万トンの貯水量は、内陸地震でできた土砂ダムでは最大規模だ。


東北地方整備局は「現在は雪解けを待っている段階。道路建設だけでも6月いっぱいかかる」と見通しを語る。


耕英についても市は、避難解除の判断をゴールデンウイーク後に持ち越した。林野庁による耕英の危険個所調査が残雪のため一部で未実施となっており、市に最終報告を提出できずにいるためだ。



森林整備保全事業計画が閣議決定

森林整備保全事業計画の策定について
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/keikaku/090424.html


京都議定書第1約束期間の森林吸収量目標である1,300万炭素トンの達成について、毎年20万haの追加的な間伐等の実施の必要性を明記。


森林環境教育活動の参加人数を約44万人から約50万人に増加)


効率的な木材供給が可能となる森林資源量を路網の整備により増加
(木材供給が可能となる森林資源量を路網の整備により約1億6千万m3増加)



香川 県と企業が森林保全活動を協定

「協働の森づくり」で県と協定/中小企業家同友会
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/administration/article.aspx?id=20090424000110


 香川県と企業などが手を組み森林保全活動を推進する「フォレストマッチング協働の森事業」で、香川県はこのほど、香川県中小企業家同友会や森林所有者代表の高松市塩江町森林組合と協定を結んだ。


 対象地域は香川県高松市塩江町安原下の山林約0・5ヘクタール。一帯はヒノキの人工林で、同友会のメンバーらが今後5年間、間伐などを行う。



秋田 森林組合支援否決

横手市議会が森林組合支援否決 求められる自助努力 /秋田
http://mainichi.jp/area/akita/genba/news/20090424ddlk05010092000c.html


横手市は、経営難にあえぐ市森林組合の支援策を3月市議会に提案したが退けられた。



北海道 苫小牧港でマイマイガ駆除

マイマイガハイリスク指定 苫小牧港で駆除開始
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki/161118.html


苫小牧港が米国、カナダから森林害虫マイマイガ(アジア型)の対策が必要なハイリスク港に初指定されたことを受け、苫小牧港管理組合は二十三日、同港周辺でマイマイガの駆除作業を始めた。


駆除は二〇〇七年秋から行ってきたが、今年は対策を強化。西港区に近い四地区で、樹木への薬剤散布量を昨年の二倍にするほか、春と秋に卵塊除去を各十五日間、幼虫捕獲を六-八月に二十日間実施する。



広島 県産木材住宅に補助

県産木材住宅の補助を説明
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904240021.html


県産材消費拡大緊急支援事業の事業予定者の募集開始について
http://www.pref.hiroshima.lg.jp/page/1239609687456/index.html


広島県は23日、県産の木材を使った戸建て住宅を新築、購入する人に最大50万円を助成する制度の説明会を福山市三吉町の県福山合同庁舎で開いた。


柱や土台など主要構造部分に県産材を60%以上の使うのが条件。延べ床面積125平方メートル以上は50万円、100―125平方メートル未満は40万円を助成する。50戸程度を募集している。



2009年4月24日金曜日

林野庁政策の整合性?

林野庁の発表より


国産材需給緊急対策について
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/mokusan/090423.html


木材需給ギャップの解消
国有林の立木伐採や販売時期の先送り(伐採期限が到来した立木搬出期間の延長、立木販売時期の先送りなど)、これらによる原木市場への供給量の絞込み


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『国民生活を支える森林づくり』に向けて
~平成21年度国有林野事業主要取組事項~
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/keiki/090423.html
今年度については約13万haの間伐(前年度は11万h)を目標に森林整備を積極的に実施し、地球温暖化対策に率先して取り組みます。


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FM林として間伐を増やす一方で、丸太価格が下がっているので供給を減らす。
切捨て間伐ならともかく、搬出する間伐なら整合性が取れていないと思うのですがどうでしょうか。



石川 新規雇用で境界確認

民有林の境界確認事業,金沢市
組合に事業委託、年間11人雇用創出
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/ishikawa/news/20090423-OYT8T00187.htm


金沢市の「緊急地域対策雇用創出事業」の一つとして、金沢森林組合に委託した民有林の境界確認事業が、22日始まり、臨時職員として採用された20~30歳代の男性4人が、市内の山林で現地研修を受けた。


市では林道の草刈りや松食い虫被害木の伐倒など、森林再生6事業に計8190万円を予算計上しており、境界確認事業を含めて年間で計11人の新規雇用を生み出す。


今年度は計6人を新規雇用し、700ヘクタールの境界確定に着手。地籍調査や森林整備の測量データの入手、市営造林の領域の明確化も合わせて行い、2013年度までの5か年で約7600ヘクタール(約54%)の境界を確定させ、今後の森林再生事業につなげるという。



宮崎 県庁前で林業即売会

県庁前で森林の恵み即売
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/miyazaki/news/20090422-OYT8T01124.htm


県内の林業研究グループがシイタケや山菜、加工品を販売する即売市が22日、宮崎市の県庁前の楠並木通りで開かれた。



広島 山根木材、耐久・環境重視の戸建て

山根木材、耐久・環境重視の戸建て 立方体構造を採用
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090422c6b2202h22.html


長期優良住宅仕様|MOKUキューブ|木と住まいの山根木材株式会社
http://www.yamane-m.co.jp/products/mokucube/index.html



はりや柱など主要な部材にはスギやヒノキなど国産材を80%使用。モデルハウスを使った試算では約13トンの二酸化炭素(CO2)蓄積量になるという。



国有林で広葉樹等を密植

宮脇方式:多くの樹種を密植...国有林の一部で初採用
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090424k0000m020032000c.html


林野庁は09年度から、多様な広葉樹を密集して植える「宮脇方式」と呼ばれる植林方式を、国有林の一部で初めて採用する。


林野庁は地滑りや火山噴火、台風などの被災地で宮脇方式による森林再生を検討。
北海道ではミズナラ、東北ではブナなどの落葉広葉樹、東北南部以西の標高800メートル付近まではシイ、タブ、カシ類の常緑広葉樹が中心となる見通し。
広島県呉市の「野路山国有林(標高約750メートル)」で6月にも、モデル植林を実施する予定。



岐阜 クマハギ拡大

ツキノワグマ見参 人工林が"悲鳴"
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20090423/CK2009042302000016.html


県の調べによると、クマハギは2007年までに高山市や中津川市、本巣市など県内12市町村で確認され、被害面積は、05年の9ヘクタールから、06年には約13倍の115ヘクタールへと急速に拡大。
06-07年の1年間でも、約3倍の371ヘクタールに広がった。



2009年4月23日木曜日

東京 東芝が森林整備

東芝 東京都と森林整備活動についての包括協定を締結
http://www.ecool.jp/press/2009/04/post-127.html


CSR活動の一環として、東京都青梅市成木にある約3ヘクタールの森林を対象とした整備活動を行う「企業の森・東芝府中(青梅)の森林整備に関する協定書」を、財団法人東京都農林水産振興財団ならびに当地の森林を所有する2名の地権者と締結しました。



東京都 奥多摩町にセラピー基地

都内で初 奥多摩町の「森林セラピー基地」オープン
http://www.mxtv.co.jp/mxnews/news/200904226.html


奥多摩町は都内で初めてセラピー基地として認定され、きょう、セラピー基地のオープン記念式典が開かれました。


その中でも新たに整備された遊歩道は"癒やし効果"が最大限生かされるよう作られたもので、全国に30余りある森林セラピー基地の中でも他に例がないものだということです。


また、車いすで利用できるモノレールも設置されていて、高齢者や障害者も遊歩道を楽しむことができます。



福岡  黒木町森林セラピー基地整備

見て、聴いて、触って... 森林セラピー基地5月末開設 黒木町
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91083



黒木町が、森林の風景や香りによる癒やし効果がある「森林セラピー基地」の認定を受け、整備事業に取り組んでいる。


保養施設「グリーンピア八女」(同町木屋)では、5月30日オープンを目標に、散策コースの設定など官民が連携し準備が進む。


基地認定を受け、同町は温泉ホテル、レストランもある敷地の整備に着手。(1)未舗装のクヌギ林を歩く「どんぐり拾いの小道」(全長約1.8キロ)(2)広葉樹林を抜ける「泉と小島への散歩道」(同1.8キロ)(3)池を周回する「熊笹(くまざさ)と湖の小道」(同2.3キロ)‐の3コースを設定。約40カ所に方向案内板を設置した。


 


http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/fukuoka/news/20090528-OYT8T01015.htm
 養成講座を受講した34人の「森の案内人」がガイドを務め、植物を紹介したり、深呼吸を促したりして散策客をリラックスさせる。ガイド料は1000円(予約制)。ガイドなしでも歩くことができる。


 



大分 地元材リフォームに木材提供

日田産材を無償提供 新築、リフォーム 住宅125棟対象に 地元業界団体 最大45万円分
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/91096


 大分県日田市の木材関連7団体でつくる「顔の見える家づくり推進協議会」は、福岡、大分両県内で新築やリフォームをする住宅125棟に最大45万円分の日田産木材を無償提供する。


国産木材の需要低迷を打開しようと同市が予算の9割を補助する計画。



兵庫県森林組合連合会、カーボンオフセット事業に参入

兵庫県森林組合連合会、カーボンオフセット事業に参入
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090421c6b2102g21.html


兵庫県森林組合連合会(神戸市)は森林整備による二酸化炭素(CO2)吸収量の証明書を事業所に販売する事業に今年度中にも乗り出す。


同連合会が第三者機関に森林のCO2吸収量などの確認作業を依頼。
環境省や上部団体の全国森林組合連合会(東京・千代田)による認証を受け、同連合会が証明書を発行する。



京都 オムロンなど、京都府と森林保全活動で協定調印

オムロンなど、京都府と森林保全活動で協定調印
http://www.nikkan.co.jp/news/nkx0320090422caae.html


オムロンとオムロン労働組合京都支部は21日、京都府、京都モデルフォレスト協会と連携して、長刀坂国有林(京都市右京区)の森林を利用保全するための協定を結んだ。


アカマツ林の再生や、野鳥の集まる森にするための広葉樹の伐採、歩道の造成などによって景観の維持・形成や地球温暖化の防止に取り組む。


年3回、社員とその家族が一日当たり50人規模で活動に参加する。



青森 奥入瀬歩道を合同点検

奥入瀬歩道を合同点検
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aomori/news/20090422-OYT8T00113.htm


県や十和田市などは27日、2003年に落木事故のあった奥入瀬渓流の歩道の点検作業を合同で実施する。


女性が国と県を相手取った損害賠償請求訴訟で最高裁は、国と県の責任を認めた。
このため、今回の点検では、「周辺は県の管理ではないが、足を止める観光客が多い場所で点検せざるをえない」とし、事故現場付近も対象とした。


 一方の林野庁は、「歩道を設置した県がパトロールを実施すべき」との主張を崩さず、今回も参加を見送った。



2009年4月22日水曜日

三菱地所ホーム 国産材を採用

国産ヒノキ材を使った1階床枠組材(土台・床根太)の標準採用について
http://www.mitsubishi-home.com/corporate/info/index_0421_2.htm



三菱地所ホーム株式会社は、耐震性に優れた2×4工法の構造材について、昨年の国産針葉樹による構造用合板の標準採用につづき、住宅の1階床部分に100%国産ヒノキ材を使った床枠組材(土台・床根太)を採用し、当社注文住宅の標準仕様と致します。



千葉 国有林で企業が間伐

オークネット第8回森づくり活動を実施
-地球温暖化防止と花粉の少ない森づくり-
http://www.aucnet.co.jp/tagblocks/koho/news/news2009/0000001066.html


株式会社オークネットは、自然環境保全活動の一環として、植樹や森林整備による森づくり活動を下記の通り実施致しました。
2005年11月に実施して以来8度目の開催となりました。


千葉県木更津市(国有林)
杉約100本間伐、森林整備実施



2009年4月21日火曜日

木材の需給見通し

平成21年度木材利用促進及び木材需給会議の概要について
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/riyou/090417.html


平成21年の見通しは
総需要が前年比95.3%、国産材需要は99.5%、輸入材は93.9%



北海道 坂本龍一さん、下川の森視察

坂本龍一さん、下川の森視察 CO2相殺事業で提携
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/160372.html


森林が吸収する二酸化炭素(CO2)を企業などの排出量と相殺する「カーボンオフセット」で、上川管内下川町など道内四町と提携する環境団体「モア・トゥリーズ」(東京)の代表で音楽家の坂本龍一さんが二十日、下川町を訪れ、モアが提供する協賛金で間伐作業が行われる予定の町有林を視察した。



正しい森づくりを moreTreesの取り組み(2)
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_5046/pid_1.html


正しい森づくりを moreTreesの取り組み(1)
http://www.excite.co.jp/ism/concierge/rid_5044/


more trees
http://www.more-trees.org/



北海道 木質ペレットボイラー 環境省の補助対象に

環境保全型地域づくり 下川の2事業、国の補助対象に
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/environment/160371.html


 環境省は二十日、市町村の地球温暖化対策に政府が補助する「環境保全型の地域づくりの推進支援事業」の対象に、上川管内下川町の二事業など全国九市町の十二事業を選んだと発表した。


下川町の「森林バイオマスエネルギー導入事業」は、公共施設の暖房に「木質ペレット」用のボイラーを導入。



和歌山 企業の森で植栽

社員ら200人龍神村で植裁 「企業の森」事業
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=166417


和歌山県の「企業の森」事業に参加するネクスコ西日本グループの社員ら約200人が18日、田辺市龍神村甲斐ノ川の民有地で植栽活動をした。


甲斐ノ川の民有地約11ヘクタールを「つなぎの森」として、5年間でケヤキやヤマザクラ、カシ類など約2万2000本を植え、以降10年間にわたって森林保全活動をする。



葬式と国産材

以前、多摩地区で林業ボランティアをやっている方と話した時、製材所で卒塔婆を作っているという話題になりました。


http://www.suzukiyo.com/sotoubatankahyou.pdf
卒塔婆価格表(税別)


http://www.kusurin.co.jp/cgi-bin/kusurin/siteup.cgi?category=2&page=0
国産モミ材から米モミ・ドイツモミ、現在は中国産白松を使用
http://www.morinodouguya.ecweb.jp/tem%20sotoba.html
筆の滑りが良く、滲みにくい『スプルス材』が好評です


最近では輸入材が多いようです。


■厚生労働省 平成20年人口動態統計の年間推計
http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei08/index.html
年間死亡者数は約110万人。


■中国製品、棺桶市場にも進出~火葬も増え、米葬儀業界は懸念
http://www.usfl.com/Daily/News/05/07/0715_028.asp?id=43222
USAトゥデイによると、中国メーカーが米棺桶市場に参入したのは約3年前で、現在のシェアは2%以下だ。しかし、今後さらに生産を拡大すると見られ、棺桶が利益の大部分を占める米葬儀業界は懸念を強めている。



葬儀業界は外部から分かりにくい特殊な業界ですが、何とか国産材のシェアを上げられないものでしょうか。



2009年4月20日月曜日

岡山県の西粟倉村の取り組み

朝日新聞社説
ある林業再生―小さな挑戦の大きな意味
http://www.asahi.com/paper/editorial20090419.html


第一歩は、細かく分かれた私有林のとりまとめだった。600人の地権者が10年間、森を村に預け、村が経営して収益を還元する。


森を大事にしたい全国の人から1口5万円、総額1億円の出資を募り始めた。これで大型伐採車両を買い、森林組合に貸す。


(株)トビムシ、国内で初めて森林・林業を支援する事業型「共有の森ファンド」個人投資家向けに募集開始!
http://www.amita-net.co.jp/info/release-20090406-000739.html



作業の改善では、尾鷲ヒノキの美林経営で有名な速水林業(三重県)の指導を受ける。


さらに人だ。森林組合がこなす面積を6倍の年300ヘクタールへ増やすが、必要な増員はすべて都会の若者から募集する。


産地直送住宅や木材加工品の商社を村につくる。



沖縄 西表島の保護地域見直し

保護区域拡大を検討 イリオモテヤマネコ/シンポで国が説明 樹齢若い森林も
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-19-M_1-024-1_002.html?PSID=d4f60c1bab9cc4523441372391dc6114


林野庁によると、森林生態系保護地域は設定から約20年がたち、区域を見直す方針。科学的データも加味し、ヤマネコの生息地をどう守るかという考えで区域拡大を検討する。



長野 木のアウトレット市

木のアウトレット市
http://inamai.com/news.php?c=norin&i=200904181427310000033713



薪用の丸太などを格安で販売する木のアウトレット市が、伊那市高遠町上山田の上伊那森林組合で開かれている。


値段は軽トラック1台分が5千円と通常の半額程度で、関東や関西から訪れる人もいるという。



静岡 三保の松原で植樹

松林再生願い植樹 地元住民ら手際良く 清水区三保
http://www.shizushin.com/news/local/central/20090419000000000025.htm


地元の自治会、子ども会、婦人部を中心に約70人が参加した。
静岡県中部農林事務所職員らの手ほどきの下、松を枯らしてしまう松食い虫に強い「抵抗性」のクロマツ200本を、シャベルなどを使って手際良く植えた。



岐阜 クマハギ防止へ手引き

クマハギ:防止へ手引き 幹にテープを巻くなど提案--県森林研究所 /岐阜
http://mainichi.jp/area/gifu/news/20090419ddlk21040010000c.html


岐阜県森林研究所は、県内の森林でも、ツキノワグマが立ち木の樹皮を剥(は)ぐ「クマハギ」の被害が多発する時期(4~8月)を迎え、被害防止対策を分かりやすくまとめた手引きを作製した。


http://www.cc.rd.pref.gifu.jp/forest/shiyou/kuma.html



森林総研 森林高齢化で野鳥生息域減る

森林:高齢化で姿消す野鳥 林業停滞で荒れ放題
http://mainichi.jp/select/science/news/20090420k0000m040115000c.html



国内の森林面積は1970年代から変わらないのに、鳥類の生息域が大幅に減少していることが、森林総合研究所の山浦悠一・特別研究員(森林保全生態学)らの調査で分かった。


樹齢8年未満の若い森林に暮らす留鳥の生息域は11%、夏鳥は27%それぞれ縮小したことが分かった。
一方で、樹齢8年以上の成熟した森にすむ留鳥の生息域は9%増えた。


若い森が少ないと、日光が地表まで届かないため、草などが生えず、昆虫も減る。昆虫を餌としている鳥にも影響を与えたとみられる。



石川 企業の森づくり推進事業

企業市民で里山再生 ジェイ・バス 小松・おくりび山の整備開始
http://www.toyama.hokkoku.co.jp/subpage/H20090420104.htm


小松市瀬領町の「おくりび山」で十九日、ジェイ・バス(同市)による整備活動がスタートした。


参加者は、県職員や地元住民らの指導を受け、伐採した枯れ木約四百本を運んだほか、山から切り出したほだ木約百五十本にドリルで穴を開け、シイタケ菌を植え付けた。



2009年4月19日日曜日

住友林業 国産材合板にカーボンフットプリント表示

~原材料調達段階から生産段階までの温室効果ガス排出量の「見える化」へ~
国産材合板への「カーボンフットプリント」表示を開始
http://sfc.jp/information/news/2009/2009-04-17.html


住友林業クレスト株式会社は、製造・販売する国産材合板への自主的な「カーボンフットプリント(CFP)*1」表示を5月から開始いたします


*1 カーボンフットプリント(Carbon Foot Print:CFP) 商品・サービスのライフサイクル全般(原材料調達から廃棄・リサイクルまで)で排出された温室効果ガスをCO2に換算して簡易な方法で分かりやすく表示したもの。



CO2排出量を表示=国産材合板で-住友林業
http://www.jiji.com/jc/c?g=ind_30&k=2009041700820



石川 白山スーパー林道に雪少なく

白山麓の春、異変 スーパー林道入り口、残雪ゼロ 石川
http://www.hokkoku.co.jp/subpage/TR20090419701.htm



県林業公社白山林道石川管理事務所によると、毎年四月に白山スーパー林道無料区間(四・五キロ)を除雪しているが、今年は既に雪がない。
同区間を除雪しなかったのは一九七七(昭和五十二)年の同林道開設以来初めて。



高知 魚梁瀬林鉄 重要文化財に

文化審答申:魚梁瀬林鉄、国重文へ 森林鉄道では全国初 /高知
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090418ddlk39040564000c.html



「林業技術史で貴重」
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kochi/news/20090417-OYT8T00956.htm


県東部の中芸5町村に残る「旧魚梁瀬森林鉄道施設」(林鉄)が17日、国の重要文化財に指定される見通しになった。
明治後期~昭和初期に建設され、馬路村魚梁瀬地区の杉などの木材を運び、1963年に廃止された。
県教委によると、森林鉄道の重文指定は全国初になる。



宮城 松林の再生で中学生が植樹

松林の再生願い大谷中生が奮闘
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2009_04/k/090419k-matsu.html


松くい虫被害に遭った松林の再生で、中学校の生徒がクロマツの苗百五十本を植えた。


作業には全生徒と教職員、宮城北部森林官吏事務所、地元の第三十六区行政区振興会、大谷海友会の関係者ら合わせて百七十人が参加した。



岩手 クマのかまれて怪我

岩手でクマ2頭出没、太ももかまれるなど3人けが
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090418-OYT1T00673.htm


林業作業中に襲われたようです。



島根 水中貯木場を縮小

利用低迷で水中貯木場を縮小
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904190012.html


島根県は、県立中海水中貯木場(松江市)の面積を4割縮小し、45万3000平方メートルにする。
合板原材料の転換に伴って利用が低迷しており、需要が回復する可能性も低いと判断した。



県木材振興室によるとロシアの輸出関税引き上げの動きに伴い原材料は今後、国産材をメーンに、米国材で補完する形へ移行する。
米国材などで一定の利用は想定されるが、現状規模は必要ないとして縮小を決めた。



北海道 コンサ百年の森づくり 参加者募集

「コンサ百年の森づくり~2009春の植樹会」 参加者募集!
http://www.consadole-sapporo.jp/news/diary.cgi?no=1844


http://www.bnn-s.com/news/09/04/090418145820.html


 「コンサ百年の森づくり」は、2004年9月の台風18号によって大きな風倒被害を受けた支笏湖周辺国有林のうち、11.63ヘクタールを対象に"失われた森の復興"を目指す植林運動。
2回目となる今年は、3.89ヘクタールに2,600本を植樹する計画。



東北 林業講習の参加者増える

不況風、林業復活の芽運ぶ 就業講習の応募倍増
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090419t73034.htm



林業を志す初心者向けの講習が東北各県で人気を呼んでいる。
厳しい不況を反映し、受講生には失業した非正規労働者やリストラ経験者らが目立ち、応募が例年の2、3倍に増えた県もある。



2009年4月18日土曜日

栃木 県森林整備公社 改革へ議論

「廃止」団体に警戒感 県出資法人見直し議論へ
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/top/news/20090416/136812


 県議会の県出資法人あり方検討会は二十四日に初会合を開き、県が出資や職員を派遣している三十二法人の改革について、本格的な議論を始める。


組織の廃止が取りざたされている四法人のうち、約二十二億円の長期債務を抱える県森林整備公社は議論の象徴的な存在だ。
自民党議員会が唯一、一致して「廃止」を打ち出した。


山林所有者から預かった「分収林」の経営が同公社の主な事業。昨年度からは県民税による奥山間伐も事業の柱に加わった。最近では製造業の不況で雇用の受け皿としても林業が注目されている。



広島県 中国木材が工場操業を延期

製材工場操業開始を再延期
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904170081.html


広島県北広島町の県営大朝工業団地に進出する中国木材(呉市)が、8月に予定していた製材工場の操業開始を来年4月に延ばすことが16日、分かった。


景気悪化による住宅着工の減少などが背景にあり、延期は2度目。



福島県 間伐材運搬へ専用コンテナ

間伐材運搬へ専用コンテナ コスト抑え利用促進
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090417t62015.htm
http://mainichi.jp/area/fukushima/news/20090417ddlk07040296000c.html


間伐材の有効利用を図るため、磐城森林管理署(福島県いわき市)が専用コンテナによる運搬システムを考案、いわき市内の国有林で運用を始めた。


 コンテナは縦2メートル、横1.2メートル、深さ1.3メートルの鉄製。伐採現場で使用されるクレーン付きの7トントラックに四つ積載できる。これまでに約20個を製作し、市内4カ所で運用を始めた。



長野 現場作業員採用試験に登山

現場作業員採用試験で実際に登山
http://www.shinmai.co.jp/news/20090417/k-2.htm


北信州森林組合(本所・飯山市)は16日、5月から12月中旬まで働く現場作業員の採用試験を山ノ内町で実施した。


実際に標高差約300mの山を往復約4キロの山を登り、体力面を審査する実技試験で、中野市や山ノ内町、長野市などの22歳から52歳までの11人が受験した。



大分県 大分森林管理署で植樹体験

小学生たちが植樹
http://www.e-obs.com/obs-news/genko/DD04160009304.html


豊後大野市で小学生が植樹を体験し、CO2の九州や災害防止など森が果たす役割を学びました。
この取り組みは大分森林管理署が住民参加の森作り運動の一環として実施しました。
豊後大野市朝地町の神角寺地区の国有林で朝地小学校の児童62人やNPOの関係者が参加し、ケヤキやヤマザクラなどの苗500本を植えました。



三重 INAX企業の森づくり

<INAX>伊賀の森に苗木800本を植樹、第3回「森でe(いい)こと」実施
http://www.jc-press.com/kigyou/09/090416.htm


株式会社INAXは3月14日、三重県伊賀市で広葉樹などの苗木を植樹する森林保全活動、「森でe(いい)こと」を実施した。
総勢104名がクヌギ、ケヤキ、ヤマザクラなど8種類の苗木、約800本を同市上阿波地区の山林に植えた。



大阪 馬ケ瀬山国有林ふれあいの森

森の中楽校:自然と遊ぶ NPOが比良山系で開催、5月で10回目 
http://mainichi.jp/area/osaka/news/20090416ddlk27040374000c.html


滋賀県西部の比良山系で倒木整理や植林作業などを続けているNPO法人「自然と緑」による自然体験プログラム「森の中楽校(ちゅうがっこう)」が5月、10回目を迎える。


比良山系の馬ケ瀬山国有林43ヘクタールを「ふれあいの森」として整備する協定を滋賀営林署(現・滋賀森林管理署)と結び、京阪神在住の市民らと森の手入れや植林、自然観察会を続けてきた。



京都大 トロッコ軌道「近代化産業遺産」に

トロッコ軌道「近代化産業遺産」に
南丹の京都大芦生研究林
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009041600078&genre=M2&area=K40


京都大芦生研究林にあるトロッコの軌道が、経済産業省の「近代化産業遺産」の認定をこのほど受けた。


現在は、研究員が林内巡視の際に約2キロの軌道を使っている。また、財団法人「美山町自然文化村」などが主催する「ネイチャーガイドハイキング」の一コースとして地元住民のガイドが軌道を案内し、登山者に親しまれている。



2009年4月16日木曜日

CO2削減国内クレジット

試行排出量取引における森林バイオマス関連第1号申請案件等について
http://www.maff.go.jp/j/press/kanbo/kankyo/090415.html


経済産業省でも同じような事業をやっていますが、こちらは農水省分。
各地でボイラーの改良が進んでいるようです。
継続的な木材需要が生まれれば、生業としての林業が少しは復活するか。



バイオマス法案 成立に向けての動き

バイオマス基本法案を了承  自民合同会議
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041601000188.html


自民党の農林部会と総合農政、林政両調査会は16日の合同会議で、間伐材や家畜の排せつ物など動植物に由来する資源「バイオマス」の活用推進基本法案を了承した。


法案は、政府一体でバイオマスの利用と普及を推進するため、関係省庁の調整を行う「活用推進会議」を設けることが柱。政府に対し、活用推進基本計画の作成や財政措置を義務付けるほか、都道府県や市町村にも活用推進計画作成を求める。



ベトナム 村人500人が森林警備隊を襲撃

クアンビン省:村人500人が森林警備隊を襲撃
http://www.viet-jo.com/news/sanmen/090414082209.html


北中部クアンビン省ボーチャック郡タインソン村で9日、森林の違法伐採を摘発した森林警備隊が地元住民約500人に襲われ、木材を奪い合う事件が起きた。



ブラジル 違法製材所に閉鎖命令

Ibama、不法伐採に断! 13の製材所に閉鎖命令
http://www.spshimbun.com.br/content.cfm?DA_N_ID=12&DO_N_ID=28954


パラー州西部のノーバ・エスペランサ・ド・ピリア地方で八日、国立再生可能天然資源・環境院(Ibama、環境省)の特別捜査班が、違法に森林を伐採していた十三の製材所を強制捜査し、閉鎖した。


ノーバ・エスペランサ・ド・ピリア地方は近年、木材の密売により急激に発展。〇四年に八千人だった人口は、最近では三万二千人と約四倍に膨らんでいる。



徳島 緑のキャラバン隊の出発式

守ろう緑 防ごう温暖化 キャラバン隊、県庁を出発
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/04/2009_123977599884.html


緑化運動を進める「みどりの月間」が始まった十五日午前、徳島県と、とくしま森とみどりの会の職員でつくる「緑のキャラバン隊」の出発式が県庁前広場であった。


募金は同会と市町村で受け付ける。二〇〇八年度は約二千八百万円が寄せられた。〇九年度の目標は三千万円。



首相も緑の羽根

麻生首相:桜女王から緑の羽根
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090416ddm005010105000c.html

和歌山 国有林でタケノコ掘り

タケノコ掘り:楽しく収穫、景観保持も 子供たち大喜び--新宮 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090415ddlk30040478000c.html


熊野古道「高野坂」がある新宮市の御手洗国有林で、市民らがタケノコ採りを楽しんだ。
今年5回目で、応募した親子連れら21人が参加した。



林業関係の「経済危機対策」関連予算

農林水産省
「経済危機対策」関連予算の概要について
http://www.maff.go.jp/j/kanbo/yosan/keizai_taisaku/index.html


Ⅳ森林資源と核とした地域産業の再生・創造
 2,537億円


1 森林吸収源対策をはじめとする森林の整備・保全の推進
①森林整備事業(公共)*
 790億円
・森林吸収目標達成のための追加的な間伐、木材の搬出コストの低減等に必要な路網整備等を実施


②治山事業(公共)*
 210億円
・集中豪雨、地震、台風により発生した集落周辺の荒廃地等において、治山施設の設置や機能の低下した保安林の整備を実施


*のうち森林吸収源対策として820億円計上。


 


2 森林資源の徹底した活用による林業・木材産業の再生
①森林整備加速化・林業再生事業(緑の産業再生プロジェクト)(新規)*
 1,238億円


・間伐及び路網整備に対する定額助成(800億円)
・間伐材のフル活用を図るため、利用拡大に対応した、製材施設・バイオマス利用施設等の整備、木質バイオマス利用の促進や間伐材の流通を一体的に支援
・学校の武道場などの公共施設等での地域材の利用等を促進


②花粉の少ない森林づくり対策事業
 100億円
・首都圏近郊等における花粉の多いスギの伐採・植替え(3年間で300万本)、優良苗木供給の拡大等の取組を支援


③緑の雇用対策
 50億円
・即戦力確保のため「トライアル雇用」事業や里山保全のための緊急雇用、担い手の定着対策等を実施(4,000人)


④森林整備地域活動支援交付金
 31億円
・森林所有者等が行う気象害等の状況の確認及び間伐促進のため境界明確化等を行う際の面積払いを実施


⑤国産材住宅づくりの情報のワンストップサービスの拡充
 5億円
・国産材住宅づくりに関する情報サイト「日本の木のいえ情報ナビ」や相談窓口の機能強化


⑥その他、(独)森林総合研究所における地球温暖化防止に関連する研究施設等を整備
 34億円



3林業経営に対するセーフティーネットの拡大
①信用保証の拡充(金融支援)
 78億円
・経営改善に取り組む林業者・木材産業者に対する無担保保障枠を拡大(246億円)するための(独)農林漁業信用基金への出資等


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1兆円もの事業なのですから、スキャンしたPDFではなく、元となる文書からPDF変換できないのでしょうか。


ネット検索に引っかからないPDFは、損をしている。



温暖化でブナ林減少予想

温暖化:対策取らねば洪水被害8.7兆円 政府予測
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20090415k0000m040092000c.html


地球温暖化問題に関する懇談会
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tikyuu/kaisai/index.html


研究チームは、温室効果ガス濃度を抑制して産業革命前比で今世紀末の気温が(1)2.1度上昇(2)2.9度上昇の場合と、(3)積極的な対策を取らず3.8度上昇--の3ケースを想定して影響を比較した。


国内のブナ林に適した面積は、50年ごろに1990年比で(1)28%減(2)35%減(3)39%減だが、90年ごろには(1)35%減(2)50%減(3)68%減と試算された。



2009年4月15日水曜日

大分 避難小屋改修へ

くじゅう連山「池の小屋」復活へ
http://www.oita-press.co.jp/localNews/2009_123967268631.html


くじゅう連山最高峰の中岳(一、七九一メートル)や、御池のそばにある石造りの避難小屋「池の小屋」。
建築後八十年近くが経過し、老朽化のため三年前から使用禁止になっている。


しかし、悪天時の重要な避難施設だっただけに登山者から「再び使用できるようにしてほしい」と言う声が強く、小屋を管理する大分森林管理署は本年度、改修に取り組むことを決めた。


今年の夏から秋にヘリコプターを使って資材を運搬して改修工事をする。「屋根は造り直すことになりそうだが、壁は補強して現状のまま残すことになりそう」と同森林管理署。



山梨と宮城の山火事 続報

棚横手山の火事、93ヘクタール焼失 山梨
http://sankei.jp.msn.com/region/chubu/yamanashi/090414/ymn0904140408000-n1.htm


甲州市の山火事、なおも延焼...山林70ヘクタール焼失
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090413-OYT1T00186.htm?from=main1


宮城県角田の山火事、鎮圧状態 焼失100ヘクタールに
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090413t13081.htm


かなり大規模な山林火災になりました。
まだ山火事警戒期間ですし、ゴールデンウィークで入林者も多くなりますので、関係者の皆さんは注意しましょう。


 



脱割りばしの動き

脱割りばし宣言
京の飲食店 環境意識、広がる輪
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009041300038&genre=H1&area=K00


京都の飲食店や食堂で、割りばしに代わって再利用可能な塗りばしを置いたり、自分のはしを持参する「マイはし」を奨励する動きが広がっている。


京都市役所(中京区)の食堂。昼時、大勢の職員が次々と塗りばしをトレーに載せる。
市は2年前、環境対策で塗りばしを導入した。


牛丼チェーンの吉野屋は今年3月、ほぼ全店で再利用可能なはしへの切り替えを始めた。
経営会社は「原木換算で年間約6300トンのCO2削減効果があると試算しており、ごみも710トン減る」と意気込む。


 京都府は昨年6月、府庁(上京区)の食堂に、塗りばしと併用している割りばしを国内の間伐材製に切り替えるように依頼した。しかし現在も輸入品のままだ。
食堂を経営する府庁生協は「国産は3倍以上高く、経営面から切り替えを断念した」と打ち明ける。



森林セラピー試験 申込期間

日本に「森林セラピー」は普及するのか--第1回 森林セラピーガイド・森林セラピスト試験迫る
http://journal.mycom.co.jp/articles/2009/04/13/forest/index.html



特定非営利活動法人森林セラピーソサエティ
http://www.fo-society.jp/
森林セラピー検定1級・2級試験
応募締切4月30日
平成21年6月7日



神奈川 小学校の内装にヒノキ間伐材

間伐材使ったミーティング部屋誕生/川崎市立桜本小
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivapr0904329/


川崎市川崎区の市立桜本小学校に四月から、多摩川源流の山梨県小菅村のヒノキの間伐材を活用したミーティングルームが誕生した。


モデル的に体育館に併設される約60平方メートルのミーティングルームに間伐材を導入。床と腰壁合わせて約100平方メートルにヒノキを使った。


 


http://www.tokyo-np.co.jp/article/kanagawa/20090418/CK2009041802000083.html
改修費用は約二百七十万円。体育館内の教室一室(約六十平方メートル)を改修し、床や壁に利用した。児童らがイベントなどで使うほか、放課後などには地域にも開放する。



和歌山県 企業の森

春の植栽始まる 「企業の森」事業
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=165958


和歌山県の「企業の森」事業に参加する企業が、田辺市龍神村で春の植栽活動を始めた。
企業の森には現在、48企業・団体が参画している。うち田辺市を活動地にしているのが23団体・企業で市町村別では最も多く、龍神村では8企業が活動をしている。


企業の森|和歌山県ホームページ
http://www.pref.wakayama.lg.jp/prefg/070700/kig_mori/kig_mori.html



2009年4月12日日曜日

各地で山火事

気象庁> 防災気象情報 > 気象警報・注意報
乾燥警報・注意報
http://www.jma.go.jp/jp/warn/000_11.html



http://news.ibc.co.jp/item_10855.html
岩手県一関市大東町摺沢付近のJR大船渡線沿いの山林で火災が発生
県の防災へりも出動して消火活動にあたり、およそ2時間半後にほぼ鎮火


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090411-OYT1T00792.htm?from=navr
宮城県角田市
民家火災から延焼した山林火災
約80ヘクタール
消防や自衛隊、地元の消防団員ら約700人が出動、ヘリも10機以上飛び、消火活動に当たっている。


http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20090410/CK2009041002000110.html
群馬県 沼田の山林2ヘクタール焼く 上空からもヘリで消火 ポンプ車など50台出動
枯れ草を燃やしていたところ、周辺の山林へ延焼


http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090410/gnm0904100240001-n1.htm
群馬 沼田市佐山町下佐山の畑から出火、山林約2ヘクタールが焼けた


http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/gunma/090411/gnm0904110228002-n1.htm
群馬県 高山村で山火事2人死傷
山林約1500平方メートルが焼けた。
ゴミ焼きが原因か


http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090410/dst0904101858012-n1.htm
茨城の山林火災は鎮火
スギとヒノキ林1ヘクタールが燃える
この日の大子町は最高気温26・3度を観測

http://www.ntv.co.jp/news/132985.html
山梨県で山火事 50ヘクタール焼き延焼中
山梨・甲州市勝沼町の棚横手山の山頂付近から火が出ているのをハイカーが見つけ、通報した。


http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090411-OYT1T00656.htm
愛知・豊田でも山火事、10ヘクタール焼き延焼中
県の防災ヘリなど4機、消防車27台が出動
野焼きが原因

http://mainichi.jp/area/mie/news/20090411ddlk24040366000c.html
三重県熊野で15ヘクタール焼き延焼中
スギの苗や雑草など約15ヘクタールを焼いた
防災ヘリコプターなど計3機が出動


http://sankei.jp.msn.com/affairs/disaster/090411/dst0904112153017-n1.htm
兵庫でも山火事 岡山では4人搬送
兵庫県篠山市藤坂と京都府京丹波町との境界付近
約1ヘクタールを焼き、約5時間後に鎮火した。


岡山市北区杉谷で、倒木を焼いていた火が山林に燃え移り、2-3ヘクタールが焼けた。



長野 御柱用材の売買契約

諏訪大社下社御柱用材の売買契約 南信森林管理所と調印
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13951


御柱の木 売買契約調印
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=200904101935300000033613


南信森林管理署と諏訪大社による売買契約書の調印式が10日、伊那市の同管理署で行われた。
下社の8本の御用材は、2002年11月の「御柱の森づくりに関する協定」で締結した約380ヘクタールの林内にあるウラジロモミ。



発電に間伐材の活用目指す 自民の議員連盟発足

発電に間伐材の活用目指す  自民の議員連盟発足
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009041101000385.html


雇用創出や化石燃料の利用抑制による温暖化対策につなげるため、間伐材の有効利用を促す特別措置法案を今国会に提出する予定。


火力発電所の施設を改修し、残材を石炭に混ぜて燃やせば、資源として有効利用できると期待される。


このため議連は法案に、政府が発電施設の改修や研究開発、残材を効率的に集める仕組みづくりなどを支援し、活用に向けた基本方針を定めることも盛り込む方針。



関連記事
宮崎 木質バイオマス発電にチップ年間10万トン
http://forest-news.net/2009/04/10-1.html



長野 新宿区と伊那市 地球環境保全協定を調印

森林保全でCO2削減 都市と地方、連携広がる
http://www.nikkei.co.jp/news/main/20090411AT3B0703S11042009.html
2009年度から5年間、新宿区が費用を負担し市有林を毎年30ヘクタールずつ間伐する。


新宿区 新たな地球温暖化対策を伊那市と連携して実施
http://www.city.shinjuku.tokyo.jp/whatsnew/pub/2008/0210-01.html



愛知 雇用対策で山林の測量

緑のコーディネーター:豊田森林組合、5人採用 森づくりの担い手に期待 /愛知
http://mainichi.jp/area/aichi/news/20090411ddlk23040231000c.html


森林調査などをする豊田森林組合(豊田市)の「緑のコーディネーター」に今月、5人が採用された。
派遣切りに遭ったり、会社員や運転手から転職し、山の仕事を選んだ。組合は森づくりの担い手として期待する。


市は緊急雇用対策として、来年3月まで5人の給料の8割を負担する。



鹿児島 雪で折れた縄文杉 経過観察へ

「腐朽なし」経過観察へ 雪で折れた縄文杉/屋久島森林管理署
http://www.373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=16292


屋久島森林管理署は10日、2005年12月に大雪で枝が折れた屋久島・縄文杉の現状調査結果について「折れた跡が硬化していることから、腐朽の早急な進行は考えられず、経過観察する」と発表した。
3-5年後をめどに再調査する方針。



岡山 木質バイオマスからエタノール開発の研究

岡山の産学官、木くずから車燃料・素材
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090410c6b1002y10.html


岡山県は産業技術総合研究所などの研究機関や企業と共同で、木くずから自動車の燃料と車の部品素材を同時に開発する事業に乗り出した。


木くずを超微小なナノレベルまで粉砕する技術を5年内に確立し、燃料のバイオエタノールと部品に使える超硬度素材を開発する。



青森 ヒバ伐採量2割減

青森ヒバ伐採量、2割減/09年度
http://www.toonippo.co.jp/news_too/nto2009/20090411110801.asp


東北森林管理局青森事務所は10日、2009年度の青森ヒバの伐採量を前年度に比べ約2割減の1万5000立方メートルとし、このうち、実際に販売可能な丸太の量は1万3000立方メートル程度を確保すると発表した。



2009年4月11日土曜日

静岡 地元材の家へ補助の募集開始

しずおか優良木材の家総合支援制度
http://www.pref.shizuoka.jp/sangyou/sa-380/sienseido.html
助成額 1棟あたり30万円
募集棟数総計250棟(応募者多数の場合は抽選)


募集条件
次の条件をすべて満たす場合に、応募できます。
 (1) 自ら居住するために、静岡県内に木造住宅を取得すること。
 (2) 使用する木材のうち、45%以上(※)が「しずおか優良木材認証製品」であること。


20年度までの累計では640棟の募集に対し、申し込みが975棟と大きく上回る人気となっているらしいです。


駿河One通信
「優良木材の家」を支援!平成21年度募集を開始
http://suruga1.com/archives/681



福井 ツキノワグマ出没対策連絡会の初会合

ツキノワグマ:出没状況など報告 対策連絡会、09年度初会合 /福井
http://mainichi.jp/area/fukui/news/20090410ddlk18010494000c.html


県や市町の担当者が、クマ被害の防止策などを協議する「ツキノワグマ出没対策連絡会」の09年度初会合が9日、県庁で開かれ、昨年度に確認された県内でのクマの出没状況などが報告された。


 また、餌となるブナやミズナラなどドングリの豊凶とクマの出没には相関性があることから、県と各市町は8月以降、県内の森林で木の実の豊凶を調査することを申し合わせた。



スギ花粉の話題@スラッシュドット

スギ花粉関係の話題があったので、まとめてみました。


遺伝的に無花粉のスギ
http://slashdot.jp/article.pl?sid=05/03/09/0824259


花粉症を誘発しにくい杉の木 |
http://slashdot.jp/article.pl?sid=03/02/16/1414235


「花粉症緩和米」、屋外での試験栽培中止 |
http://slashdot.jp/article.pl?sid=04/05/28/2335242


ITに詳しい人寄りの意見ですが、一般の方の感覚はこのぐらいではないでしょうか。
国民視点の仕事をするためには、「何やっているんだ林野庁」という意見も見なければいけないと思います。


2chアレルギー板
http://gimpo.2ch.net/allergy/



2009年4月10日金曜日

長野 北アルプスの山小屋再開へ

北ア・岳沢に小屋再建へ
http://www.shinmai.co.jp/news/20090410/a-7.htm


岳沢ヒュッテ:跡地に山小屋再建へ 来年夏の開業目指す
http://mainichi.jp/select/wadai/news/20090411k0000m040157000c.html


 2006年の雪害で全壊し、今年3月末で廃業した北アルプス・岳沢ヒュッテの跡地に山小屋を開業しようと、槍ケ岳山荘の経営者が準備を進めていることが9日、分かった。


 既に環境省への営業許可申請手続きを開始。同省の許可や林野庁からの借地許可が下りれば今秋にも基礎工事に着手し10年夏の開業を目指す。



岡山県 共有の森ファンド募集開始

「共有の森ファンド」募集開始 -(株)トビムシ
http://www.jacom.or.jp/news/news09/nous101s09040904.html


http://www.amita-net.co.jp/info/release-20090406-000739.html
http://www.tobimushi.jp/_common/pdf/release_090313.pdf


「共有の森ファンド」を立ち上げた森林・林業のトータルマネジメント企業の(株)トビムシは、4月7日から同ファンドの個人投資家向け募集を開始した。
支援するのは岡山県西粟倉村と同村から委託を受けて森林施業を行う美作森林組合。


ファンド募集金額は最大1億200万円。一口5万円で上限は10口。
対象森林は35年から50年木のスギ、ヒノキ。
運用期間は10年で、出資金は林業機械の購入費用やFSC認証の森取得費などに充てる。


-----------
↑ここまで引用
FSCの認証などが違いますが、緑のオーナーと同じ事にならなければ良いのですが。



エアロハウス

AERO HOUSE-エアロハウス - 世界で唯一の木造スケルトン・インフィル住宅
http://www.aerohouse.net/


大断面集成材を使った、ユニット工法です。
住宅サイズの建物に、これだけの集成材を使うのは新しい発想。
船のような印象も受けます。


耐久性のあるユニットでシンプルな構造なので、200年住宅にも通じるものがありそうです。



自民党 排出量取引の国内統合市場について議論

排出量取引の国内統合市場について議論 地球温暖化対策推進本部
http://www.jimin.jp/jimin/daily/09_04/08/210408a.shtml


地球温暖化対策推進本部は8日、政府が昨年10月から試行的に実施している排出量取引の国内統合市場について、制度の本格導入も視野に問題点の整理を急ぐ方針を確認した。


今後はポータルサイトの設置や全国説明会の開催を通じて普及拡大を図るほか、参加者へのアンケート調査などによって制度全般のフォローアップを進める予定。



岩手 木質バイオマスコーディネーター任命

県が2人を初任命 木質バイオマスコーディネーター
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090409_6


 県は八日、まきやペレット、チップなどの木質バイオマスエネルギー利用を産業分野に拡大させるため、専門的な指導や助言を行う「木質バイオマスコーディネーター」に岩手大農学部の沢辺攻(おさむ)名誉教授(67)と元葛巻林業社員で秋田市の特定非営利活動法人(NPO法人)自然エネルギーコンサル協会の福島尚理事(61)の二人を任命した。



2009年4月9日木曜日

追加景気対策でスギ伐採3年300万本100億円

中小企業に緊急保証枠30兆円 追加景気対策
http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/mnews/20090409-OYT8T00368.htm


 政府・与党は8日、策定中の追加景気対策の裏付けとなる2009年度補正予算案で、農林水産分野に総額1兆302億円を計上する方針を固めた。


花粉の多いスギの伐採・植え替えを3年間で300万本行う事業(100億円)や、植物工場の普及・拡大対策(96億円)などが盛り込まれた。



アサヒビールが森林保全で寄付

■森林保全支援へ40万円寄付/アサヒビール高松
http://www.shikoku-np.co.jp/kagawa_news/economy/article.aspx?id=20090409000083


香川の環境保全活動に貢献しようと、アサヒビール高松支社(本山清支社長)は8日、香川県に40万円を贈った。
寄付金は県産ヒノキの端材を有効利用して作られた割りばしの購入費に充て、イベントなどで県民に配布し森林保全の啓発に役立てる。


■森林の整備に寄付金15万円 アサヒビール岩手支社
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200904/e0904091.html


アサヒビール岩手支社(藤松敦雄支社長)は八日、特定非営利活動法人(NPO法人)いわて森林再生研究会に寄付金十五万円を贈った。
斉藤代表は「活動にご理解をいただき大変ありがたい。機材整備費や燃料費として使わせてもらいたい」と謝辞を述べた。



山梨 木質バイオマス普及促進

木質バイオマス普及促進 県が計画策定
110社に転換呼び掛け
http://www.sannichi.co.jp/local/news/2009/04/09/16.html


 県は木質バイオマスの普及に向けた推進計画を策定した。森林資源の有効活用と地球温暖化防止の観点から、一定以上のエネルギー使用量を超える事業者に対し、重油から木質ボイラーへの転換を促す。
公共温泉施設での熱源料としても利用し、官民一体で木質バイオマスの浸透を目指す



山形 ナラ枯れ被害材の利用の指針

ナラ枯れ防止初の指針
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/yamagata/news/20090408-OYT8T01305.htm


山形県は人為的な被害の拡大を予防し、被害材の有効利用を図るためのガイドラインを全国都道府県で初めて策定した。


原因となる害虫が繁殖する被害拡大期間(6月10日~8月10日)の移動や伐採の回避、譲渡先への通知のほか、被害木の適切な処理方法などを明記。



山形県 ナラ枯れ被害材の利用に関するガイドライン
http://www.pref.yamagata.jp/business/farm/6140023nara_guideline.html



山梨県地球温暖化対策条例

http://www.pref.yamanashi.jp/kankyo-sozo/jyourei.html


山梨県 地球温暖化対策条例施行へ
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&serial=20430&oversea=0


「やまなし森づくり・CO2吸収認証制度」により、事業者が森林整備を行った場合にその森林整備によるCO2の吸収量を認証します。



島根 県産材助成事業に申請相次ぐ

島根県産材、石州瓦の助成事業に申請相次ぐ
http://www.sanin-chuo.co.jp/news/modules/news/article.php?storyid=511332004


県産材を担当する県木材協会(松江市母衣町)にも同時期の三月中旬から一日十件程度の相談があり、新築で三件、増改築で一件の申請が寄せられたという。


制度は、県が経済対策の一環として創設。助成期間は一年間で、屋根材に石州瓦を使う場合は増改築時に限り、最大十万円を支給。
県産材は、住宅の新築、増改築時に構造材の50%以上で使用することを条件に一立方メートル当たり二万円を助成する。
新築・購入の場合は三十万円、増改築は十五万円を上限に設定した。



奈良 県林業基金:県から利息2億円

県林業基金:県から利息2億円 「実質的な補助金」指摘--包括外部監査 /奈良
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090408ddlk29010495000c.html



 県の出資法人「県林業基金」(理事長・荒井正吾知事)が、県から約30億円の借入金がありながら、1980年代半ばに県債1億4000万円を購入し、昨年度までに県から利息約2億4000万円を受け取っていたことが分かった。



追加経済対策 林業2500億円

農林水産 1兆円超/追加経済対策
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin/article.php?storyid=2514
政府・与党が10日にも決定する追加経済対策で、農林水産業分野の原案が7日、明らかになった。

予算規模は農業6550億円、林業2500億円、水産業950億円の計1兆円。与党は一層の上積みを目指し、政府との調整を続けている。

宮崎 木質バイオマス発電にチップ年間10万トン

旭化成ケミカルズ:木質バイオマス発電、延岡市の第2火力発電所内に新設へ /宮崎
http://mainichi.jp/area/miyazaki/news/20090408ddlk45020700000c.html


旭化成株式会社
木質バイオマス発電設備の新設計画について
http://www.asahi-kasei.co.jp/asahi/jp/news/2009/ch090401.html


旭化成ケミカルズが、森林の間伐材や林地残材などをチップ状にした木質バイオマスが主原料の発電設備を延岡市の旭化成岡富地区の第2火力発電所内に新設すると発表した。


来年10月に着工し、2012年7月に運転開始予定で、投資額は75億円。
老朽化した重油ボイラーと石炭発電2設備の代替機として木質バイオマスへの転換を図る。


年間にチップ10万トン、石炭2万5000トンを使う。既存設備に比べ年間約17万トン(15%相当)の温室効果ガス削減につながるという。
 チップは県北と熊本、大分にまたがる地域で集めることで各森林組合と合意、3月末の同社の経営会議で決定した。



新潟 温泉施設に木質ペレットボイラー導入

新ボイラーでCO2排出削減
http://www.niigata-nippo.co.jp/pref/index.asp?cateNo=1&newsNo=158242


柏崎市高柳町高尾の温泉宿泊施設「じょんのび村」が、灯油に比べて二酸化炭素(CO2)排出量が少ないバイオマス燃料「木質ペレット」用のボイラーを導入し、13日にリニューアルオープンする。


温泉の温度調整をするペレットボイラーの設置で、6500万円を充てた。
ペレットは同市に本社がある建設業「アール・ケー・イー」が納入する。
ランニングコストは、従来の灯油ボイラーとほぼ同じ年間約1800万円。



テングス病の原因ペプチド

小枝多い「天狗巣病」を解明=細菌分泌の小型たんぱく-東大
http://www.jiji.com/jc/zc?k=200903/2009032400170


東京大学 農学生命科学研究科
植物病原細菌から発見された植物のかたちを変える低分子ペプチド「TENGU」
http://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/namba2.html


野菜や園芸植物、樹木で小枝が異常に多く生えたり、成長が妨げられたりする「天狗巣(てんぐす)病」の原因は、昆虫を介して感染する病原細菌「ファイトプラズマ」が分泌するペプチド(小型たんぱく質)であることが分かった。



2009年4月8日水曜日

森林管理局のサイト統合へ

今までは各局のドメインをとっていましたが、http://www.rinya.maff.go.jp/の下に置かれる事になったようです。
サイトのデザインも統一されました。


3月中旬の記事でアメリカのサイトとの比較を書きましたが、ようやく追いついてきました。


あとは署ごとのサイトを作って欲しい。


しかし、
http://www.rinya.maff.go.jp/new/kanrikyoku.html
このリンクは修正されていない。
ツメが甘いです。



林政審議会 3月31日

林政審議会の概要について
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/rinsei/090401.html


PDFが汚く、文字が埋め込まれていない。
配布した資料をスキャンするのではなく、元のファイルからPDFに変換するべき。
そのうち差し替えられることを期待したい。


「国民視点の仕事」を意識していれば、こうはならないと思う。



耕作放棄 13万ha

平成20年度耕作放棄地全体調査(耕作放棄地に関する現地調査)の結果について
http://www.maff.go.jp/j/press/nousin/nouti/090407.html


13万ヘクタールが農地復元不能  耕作放棄で森林・原野化
http://www.47news.jp/CN/200904/CN2009040701000620.html


--------------
林業関係のニュースではありませんが、農水省全体の問題なので取り上げてみます。


農地改良で補助金をつぎ込んだ結果がこれ。
林業にも言えますが、生産者側視点の補助金事業は消費者のニーズを捉えていないので、世の中のトレンドが変わったときに破綻しやすいです。



大分 林業担い手育成

日田市が失業者対策兼ね、林業担い手育成
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/oita/news/20090407-OYT8T00958.htm


国の交付金を活用し、市森林組合に市有林の維持管理を委託。同組合に臨時職員として雇われた元飲食店員ら8人がさっそく市有林で、下草刈りに汗を流した。



愛知 古紙使い人工木材

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news/20090406-OYT8T01271.htm


春日井市のプラスチック製品製造会社「泉製作所」(猿渡利光社長)が、新聞紙などの古紙を再利用した人工木材を開発し、小中学校の教室で使う机の天板などとして販売を開始した。


古紙を溶かして成形した板にフェノール樹脂をしみ込ませて幾層も重ね、高周波プレス機で均一に加熱しながら圧力をかけることで、耐久性に優れたボードを作る技術を確立した。


合板などに比べて価格が2、3割高く、コスト削減が課題。



鹿児島 屋久島縄文杉に姉妹木締結

「姉妹木」締結へ 屋久縄文杉 NZの巨木 保存技術など交換 23日調印式 共同でガイド育成
http://www.nishinippon.co.jp/nnp/item/88109



鹿児島県・屋久島を代表する「縄文杉」と、ニュージーランド・ノースランド地方にある針葉樹カウリの巨木「タネ・マフタ」が「姉妹木」を締結することになった。


姉妹都市ならぬ姉妹木の締結は世界的にも珍しいという。屋久島町とニュージーランドは、23日の姉妹木締結をきっかけに、国境を越えて樹木の保存技術交換や観光ガイド育成などに取り組む。



長野 森林税で48.7ヘクタール整備

森林税で48.7ヘクタール整備 諏訪地域
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=13920


手入れが遅れている里山の整備などを目的に、県の森林づくり県民税(森林税)が導入された昨年度、諏訪地域では、税を活用して8地区が複数の所有者の山林をまとめて間伐する「団地化」に取り組み、3月末までに4地区の計48.7ヘクタールの整備が済んだことが、県諏訪地方事務所のまとめで分かった。



静岡 3000人雇用創出計画

3000人雇用創出計画
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090407-OYT8T01097.htm


計画では6か月未満の緊急雇用として、県は約10億円の予算で1485人、32市町は計1288人の雇用をそれぞれ生み出すとしている。
森林整備や、雑居ビルなどの防災調査、補助教員としての採用などが予定されている。



2009年4月7日火曜日

北海道 苫小牧でヒグマ足跡

ヒグマ春の目覚め ご用心
http://www.tomamin.co.jp/2009t/t09040601.html


苫小牧市美沢の森林で、ヒグマの足跡が見つかり、市は6日に看板を林道に立て、注意を呼び掛けている。


見つかったのは5日。モータースポーツ施設関係者が雪上の足跡を発見し、警察に連絡。市ヒグマ防除隊が現場を確認した。今季初の出没情報。



ヒグマ注意特別月間
期間:4月4日(土)~5月10日(日)
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/ks/skn/yasei/yasei/bearcm15a



林野庁の女性係長死亡

異動直後、飛び降り自殺か...林野庁の女性係長死亡
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090406-OYT1T00867.htm
http://www.ntv.co.jp/news/132588.html
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20090407ddm041040103000c.html


6日午後4時20分頃、東京都千代田区霞が関1の農林水産省本館前で、女性が頭から血を流して倒れているのを通行人の男性が発見、同省警備員を通じ119番した。


 同省林野庁林政課などによると、女性は同庁林政部企画課の係長(36)で、病院に搬送されたが、頭などを強くうち、まもなく死亡が確認された。


林野庁人事異動(2009(平成21年)4月1日付け)
http://www.j-fic.com/wp/2009/04/02/ioiiaiouaee2009eea21ceiaeueoe/


業界紙ということで林野庁人事が掲載されていますが、個人情報的にどうなんでしょう。



和歌山 木質パウダーのバイオマス利用

自然エネルギー、多様化じわり――近畿の自治体、地域特性生かし開拓
http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news005895.html


和歌山県は2009年度、山に放置される間伐材や樹皮をパウダー化して再利用する木質バイオマスエネルギー事業を推進する。


県森林組合連合会が今秋、県などの補助を受けて御坊市の木材共同販売所内に木質パウダーの製造装置を設置。隣接する日高川町の温泉施設に、年間最大750トンのボイラー燃料を供給する計画だ。


 木質パウダーの製造装置や専用ボイラーは技術開発ベンチャーのバイオマス・プロダクツ(東京都武蔵野市)が開発。
国内初の導入で、チップやペレットによる従来手法に比べ燃焼効率が高まり二酸化炭素の排出削減につながるという。



イギリス 違法伐採木材へのEU規制強化を提案

イギリス 違法伐採木材へのEU規制強化を提案
http://www.eic.or.jp/news/?act=view&word=&category=&oversea=1&serial=20393


イギリスのベン環境大臣は、違法に伐採された木材を欧州域内に輸入することを「犯罪」とするよう、EU法令をすることを提案した。
 同大臣は、世界第4位の木材輸入国であるイギリスは、政府調達で模範を示さなければならないと強調。


2000年に導入した政府木材調達政策に基づいて、4月1日から、各省庁等は、持続可能な森林から合法に伐採されたと第三者機関に認定された木材製品、もしくは、国の許可を得た木材製品しか購入できなくなる。



2009年4月6日月曜日

奈良 薪の有効活用

未利用木材:薪に エネルギー源としての有効活用案、東吉野村内各戸に配布 /奈良
http://mainichi.jp/area/nara/news/20090405ddlk29010375000c.html


東吉野村は、未利用の木材をエネルギー源として有効活用する方法を提案した「木質バイオマス資源有効活用」案を作成し、概要版を村内各戸に配布した。


放置された間伐材などを、まず薪(まき)として利用するのが費用の面からも適当と結論。
課題となる搬出は当面、既存の作業道などを使い、集落近くの山から始める。



神奈川 成長の森

子供とともに成長 植栽事業
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090405/kng0904051727003-n1.htm


神奈川県 成長の森
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/sinrin/seicho-no-mori/index.html


神奈川県などは「成長の森」事業の参加者を募集する。
対象は今年4月1日までに生まれた子供がいる家族、親族で、参加費は子供1人当たり3000円。


参加者はケヤキやクヌギなどの苗木を購入、別に募ったボランティアが10月ごろに松田町寄(やどりぎ)の「やどりぎ水源林」内の間伐跡地に植栽する。
参加者による植栽も検討している。



大阪府 フォレストセイバー隊

府民の力で森林再生を ボランティアに2800人
http://www.nnn.co.jp/dainichi/news/090405/20090405029.html


大阪府が放置森林対策として認定したボランティア団体「フォレストセイバー隊」が、森林を手入れする活動を開始した。


応援を必要とする森林所有者と、森林管理の経験と意欲を持つ団体を府がマッチングし、荒廃した森林を府民の力で再生しようとする試みだ。


府はボランティアの力を借りて森林を整備しようと、2007年8月に策定した「放置森林対策動計画」にフォレストセイバー隊の創設を盛り込んだ。


これまでに11の森林ボランティア団体がフォレストセイバー隊に認定され、会員は計約2800人に上る。



栃木 花粉鎮めの祭

鎮まれ!花粉症 上三川の白鷺神社で神事
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090405/132447


http://www.shirasagi.or.jp/index.htm


県内では珍しい「花粉鎮めの祭り」が五日、しらさぎ一丁目の白鷺神社で執り行われ、氏子ら約百人が参列した。



2009年4月5日日曜日

長野 名水を守る会発足

平成の名水百選「水木沢」 源流の自然「守る会」発足
http://www.shinmai.co.jp/news/20090405/KT090404GVI090005000022.htm


木曽郡木祖村の森林から流れ出る「水木沢」が環境省の「平成の名水百選」に選ばれたのも受けて、住民の有志ら約40人が3日夜、「水木沢天然林・床並(とこなみ)の滝を守る会」を設立した。


村役場で開かれた会合では、遊歩道の保守管理、周辺道路や河川の環境整備などの活動内容を盛り込んだ会則や、ウオーキングコースの踏査や植樹などの事業計画を決めた。
漁協と協力し、水木沢での漁の規制に向けて活動していくことも確認した。



沖縄 地域材で小学校の机

手作り小1 机もピカピカ 国頭村の43人「勉強楽しみ」
http://www.okinawatimes.co.jp/news/2009-04-05-M_1-020-1_001.html?PSID=d1eda7975d57ff4b72223ae2565a4389


小学校入学から卒業まで使う学習机を県産木材で作ろうと2日、村内5小学校の新1年生43人が村立辺土名小学校で学童机を組み立てた。



経済成長戦略 2020年に国産材供給量を倍増

雇用創出生活密着で 経済戦略政府最終案 拠点病院耐震化など
http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2009040402000224.html


拠点病院の耐震強化など盛り込む 経済成長戦略の最終案
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/090404/plc0904041147019-n1.htm



政府の経済成長政策の指針で、3年間で200万人の雇用創出を目指す「経済成長戦略」の最終案が4日、分かった。


 二酸化炭素(CO2)の吸収源となる森林を整備するため、森林の間伐や公共施設の木材利用を進める。二〇二〇年には国産材の供給量を倍増させる。


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↑ここまで引用
10年で供給量が倍増するといっても、それを消費できる製材工場とマーケットはあるのでしょうか。


将来の木材需要、木材自給率目標を設定し、それから逆算して森林整備をするべきではないでしょうか。


世論と材価に振り回されてきた林業の歴史を考えると、CO2対策での森林整備に不安を感じます。



北海道 森林セラピー基地休止

鶴居の山林、活動休止 道内唯一の「森林セラピー基地」
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/agriculture/156944.html


道内で「森林セラピー基地」に認定されている釧路管内鶴居村の民有林「山崎山林」が、三月末で基地としての活動を休止した。


北都が専従の社員一人を配置。森林セラピーツアーやガイドの養成講座などを実施し、〇七年度は約千三百人、昨年度は約六百人の利用があった。
ただ昨年末ごろから国内の合板工場が減産に入るなど林業を取り巻く環境が厳しさを増したため、基地としての活動休止を決めたという。



奈良 企業植林の広がり

吉野の山々に企業植林の風
http://mytown.asahi.com/nara/news.php?k_id=30000000904040003


吉野町の吉野山を中心に、企業が社会貢献活動として植林する動きが広がっている。


だが、「金融危機の影響で企業の動きが止まった」(県林政課)というのが実情だ。
十津川村では、村が皆伐された山林を買収した172ヘクタールで受け入れ態勢を整えたが、企業からの引き合いはゼロ。
また、林業家からは「植林してもシカの食害が心配。むしろ間伐を応援してほしい」という本音も聞こえる。


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↑ここまで引用
イメージ戦略としての一過性のイベントより、継続して国産材を使って欲しい。



2009年4月4日土曜日

全農林の組合交渉 勤務中に

農水出先機関の組合交渉、大半が勤務中...時間外方針通知後も
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090401-OYT1T00009.htm


同省では昨年4月、組合幹部1395人の勤務状態を調べたところ、ヤミ専従の疑いがもたれた142人を含め、全員が交渉など何らかの組合活動をしていたことが分かり、同25日、「労使交渉は原則として勤務時間外に行う」とする通知を出していた。


ところが、昨年7月の1か月間に出先機関で行われた交渉1013件を調べたところ、約65%にあたる657件は勤務時間内に実施。
中には、地方分権改革の行方など、現場で協議しても解決できないような案件まで対面での説明を強いられ、管理職の多くが「負担を感じている」と回答した。



セミナー 変革期を迎えた日本の2×4材供給と使用

セミナー・シンポ : 変革期を迎えた日本の2×4材供給と使用を考える
http://www.s-housing.jp/modules/news1/article.php?storyid=1556


日  時 4月13日(木) 午後2時~5時
会  場 池袋サンシャインシティ ワールドインポートマートビル6Fミプロ会議室


2×4材の輸入と国内流通について、また国産スギを材料とした面材や2×4材の生産と住宅への利用について、(株)ウイング・堀元秀祠氏、(独)森林総合研究所・神谷文夫氏がそれぞれ講演する。



愛知 スギ林でも生物多様性

「奥三河は希少種の宝庫」 県が環境カルテ初作成
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20090403/CK2009040302000029.html


奥三河地方を舞台に、県は2年がかりで地形・地質、植生などの状況、希少種を一覧表にまとめた「奥山環境カルテ」を初めて作成した。


奥山の8割近くはスギやヒノキなどの人工林にもかかわらず、県の「レッドデータブック2009」に載った絶滅の恐れがある一般の植物587種のうち304種、コケ植物も68種のうち45種が生息。



神奈川 山北町の森林セラピー

森林セラピーでまちおこしへ/山北町
http://www.kanaloco.jp/localnews/entry/entryivapr090494/


ストレスの多い都会の人に森林を歩くことで元気になってもらおうと、山北町は2009年度から森林セラピーによるまちおこしに取り組んでいる。


県内では厚木市に続く試み。
初年度の今年は1千万円を投じ、専用コースの整備をスタート。
森林セラピーの認定資格取得も目指す。
専用コースは11年度にオープンする予定。



北海道 NPOがエコツー宿泊事業を開始

NPO「森の生活」、宿泊事業を開始 町営宿泊施設の運営受託
http://www.nikkei.co.jp/news/retto/20090403c3c0301503.html


森林療法を採り入れたエコツーリズムを展開する特定非営利活動法人(NPO法人)の「森の生活」(上川管内下川町)は宿泊事業を始めた。
下川町営宿泊施設の運営を受託したほか、来年1月からは民間の旅館経営にも乗り出す。



宮城 白石市水芭蕉の森開園

湿原に春の足音 白石・水芭蕉の森開園
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090404t15011.htm


南蔵王の山すそにある宮城県白石市福岡深谷のミズバショウ群生地「水芭蕉の森」が3日開園した。
このところの冷え込みでまだつぼみの状態だが、今月中旬には見ごろを迎えそうだという。


水芭蕉の森は国有林の湿原3.6ヘクタールにミズバショウ約5万株が群生。
市が1991年に木道やあずまやを整備し、毎年大勢の市民や観光客が散策に訪れる。



宮城 大崎市の環境対策

環境対策に投資 グリーン・ニューディール大崎版
http://www.kahoku.co.jp/news/2009/04/20090404t11017.htm



農林業政策や地球温暖化対策への投資で、景気回復と雇用創出を図ろうと、宮城県大崎市がグリーン・ニューディール政策に関する研究会を立ち上げた。


報告書は「大崎市の54%を占める森林資源を活用しながら、環境に配慮し、地域特性を生かした政策が必要」と指摘。


環境部門への人材投入や中山間地の遊休農地への植林、間伐材などから作った木質ペレットを燃料にしたストーブの普及など27項目の提言を盛り込んだ。



徳島 山でチップ化検討

山林でチップ加工し運搬効率化 那賀町、小型機械開発へ 
http://www.topics.or.jp/localNews/news/2009/04/2009_123865450143.html


那賀町は、木材の効率的な運搬を行うため、山林でチップ加工ができる小型機械の研究開発に乗り出す。
木材チップなどが原料のバイオ液体燃料(BTL)実証プラント建設が決まり、その実用化後をにらんだ対策。
町は、大学などと連携し本年度中の開発を目指す。
本年度中の試作機完成が目標で、予算は一千万円以内。同課は「将来的に製品化したい」と話している。



間伐材使用のコピー用紙

間伐材と古紙パルプで作ったコピー用紙
http://www.j-cast.com/mono/2009/04/02038658.html


http://www.daio-paper.co.jp/newsrelease/archieve/n210331.html


  大王製紙は、間伐材が入っているコピー用紙「木になる紙」を、2009年4月1日から売り出した。
「国民が支える森林づくり運動」推進協議会との共同開発で、古紙パルプと間伐材パルプを組み合わせてつくった。



神奈川 県とアサヒビールが協定

アサヒビールも森林再生協力 県と協定
http://sankei.jp.msn.com/region/kanto/kanagawa/090402/kng0904022146008-n1.htm


アサヒビールは主力商品「スーパードライ」の売り上げの一部を寄付して南足柄市などの私有林の整備に充てる。
また同市などの森林約130ヘクタールを「アサヒビールの森」として社員らによる森林活動も行う。



低コスト苗木

「植林革命」コスト半減 三重の会社が新苗木
http://chubu.yomiuri.co.jp/news_top/090402_1.htm


速水林業が開発した苗木は、ビニール製とセラミック製の2種類のポットで育てた苗木を鉄パイプで開けた直径2~3センチの穴に放り込むだけ。
作業効率は2倍以上で、植林コストは半分になる。
場所に応じて2種類の苗を使い分け、最終的にはコストを3分の1にするのが目標だ。



高知 四国銀行の植樹

植樹:無花粉杉や少花粉杉など111本 香美・国有林で四銀と森林管理局 /高知
http://mainichi.jp/area/kochi/news/20090308ddlk39040405000c.html


地球温暖化と花粉症の対策に貢献しようと、四国銀行と四国森林管理局は7日、香美市の穴内川ダム湖畔の国有林に無花粉杉や少花粉杉など111本を植樹した。



スギ花粉と温暖化

【生きもの異変 温暖化の足音】(62)スギの花粉量も増えている
http://sankei.jp.msn.com/science/science/090402/scn0904020328001-n1.htm


スギ花粉の飛散量が爆発的に増え続けている現状の背景に、温暖化による気候の変化があるとみている。
温暖化による平均気温の上昇や日照時間の確保が、スギにとっての好材料となっているというのだ。


スギにとって最適な気温は年平均15度くらいといわれている。「国内の平均気温があと1、2度上昇すれば最適となり、より花粉を増やす可能性がある」という。


スギの人工林面積は日本全土の12%を占めている。
ほぼ同時期に大量に飛散するヒノキ科の花粉を含めると、2050年には花粉の飛散量が1・6倍、患者数は1・4倍にまで増えそうな見通しだ。



宮崎 木質バイオマス発電設備を新設

木質バイオマス発電設備を新設 延岡・旭化成岡富地区工場
http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=16140&catid=74&blogid=13


燃料には、県内の間伐材などをチップ状に加工した木質バイオマスを年間約10万トン使用。
従来の重油や石炭から転換することで、年間約17万トンの温室効果ガス削減を目指す。


旭化成グループの旭化成ケミカルズ(東京都、坂本正樹社長)が約75億円をかけて建設。
敷地面積は約6千平方メートルで、今年10月に着工し、2012年7月の運転開始を目指す。



神奈川 間伐ボランティア

どう使う 湯河原の間伐材
http://www.townnews.co.jp/020area_page/03_fri/12_hako/2009_2/04_03/hako_top1.html


この日集まったのは「森林と自然との共生を目指す会」のメンバー25人で、活動は今回で6回目。


湯河原町の菜畑林道で3月28日、町民による杉林の間伐ボランティアが行われ、チェーンソーの音が森にこだました。


間伐材の利用法も限られており、同会では間伐材を持ち帰り有効活用を呼びかけたが、この日の伐採分は枝をチップ化したほかは、多くが土留めとして横たえられた。



植樹と遺伝子

(上)ブナ林 植樹で弱る
http://www.yomiuri.co.jp/eco/ryokuka/ryokuka090402_01.htm?from=yoltop


ブナやコナラといった広葉樹の植林活動ブームが続いている。
ふるさとの山の再生や二酸化炭素の吸収源対策などにつながるからだが、現状のままだと、善意の行いが自然環境を汚す結果をもたらす恐れがあることが、最近の研究でわかってきた。


地域環境に適応した遺伝情報を持つ集団と、外部から持ち込まれた集団が交配すると、遺伝情報が混ざって環境適応能力が落ちる「外交弱勢」という現象が起きる。


この問題についての環境省研究班で代表を務める森林総合研究所の津村義彦・樹木遺伝研究室長は、「そういう樹木が枯れずに残って交配が繰り返された場合、周囲の樹木が成長を妨げられる恐れがある。樹木は寿命が長いため、影響に気づきにくい」と話す。



(下)苗の流通 実態つかめず
http://www.yomiuri.co.jp/eco/ryokuka/ryokuka090409_01.htm



広島県 林間作業棟が完成

憩いの林間作業棟が完成
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Tn200904010268.html


広島県府中町が町北部の水分(みくまり)峡森林公園で建設していた林間作業棟が31日、完成した。
森林保全ボランティアの活動や、子どもの林業体験の拠点として活用し、都市近郊の憩いの森づくりにつなげる。



長野 署のニホンジカ罠結果

ニホンジカわな捕獲 35頭
http://inamai.com/news.php?c=seiji&i=200904021247440000033503


南信森林管理署が昨年度、南信地区の国有林で行ったニホンジカの罠による捕獲の結果がまとまった。


昨年度は、5市町村9カ所に約120個の罠を設置したが、実際に捕獲できたのはわずか35頭、長谷の浦国有林など2カ所で罠を設置した伊那地区では、約30個の罠を設置したが3頭しか捕獲できなかった。
これは、捕獲を許されている捕獲許可頭数の10分の1にも至っていない。



福岡 放置竹林でタケノコ掘り

タケノコ掘り:今が旬、家族で楽しんで 黒木町、参加者を募集 /福岡
http://mainichi.jp/area/fukuoka/news/20090401ddlk40040442000c.html



旬の食材の収穫体験を楽しんでもらおうと、黒木町がタケノコ掘りの参加者を募集している。
林業の後継者不足などで荒廃した竹林を有効活用して地域活性化を図るのが狙い。
町と農家が協力して竹林を一般開放できるように整備して、昨年から始めた。


地元の農家が管理する竹林約3000ヘクタールで、2時間採り放題となる。
参加費は高校生以上2000円、中学生以下1000円。



静岡市 カーボンオフセット

静岡市 間伐費負担でCO2削減 地元企業の貢献制度を事業化
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20090401/CK2009040102000167.html


森林の二酸化炭素(CO2)吸収力を高めるのに有用な間伐の費用をクレジット化し、地元企業に売りだそうという取り組みを、静岡市が2009年度から始める。


具体的には、伐採や木材の運搬にかかる費用は1ヘクタール当たり30万-50万円弱。このうち行政負担の補助金などを差し引いた8万-20万円程度を「カーボンクレジット」として販売する。


市の試算では1ヘクタールの間伐で年間2万-7万トンを削減でき、最終的には40万トン余の削減を達成したいとしている。



埼玉 県農林公社の分収林事業赤字

埼玉 約90億円の含み損 県農林公社の分収林事業
http://www.tokyo-np.co.jp/article/saitama/20090403/CK2009040302000112.html


県農林公社が民有林を管理・育成し、伐採時の収益を地権者と分け合う分収林事業で、同公社が抱える含み損が約九十億円に上ることが分かった。


同公社は「樹木が育っていない状況での時価換算のため含み損が生じている」として、将来は四億円の黒字になるとそろばんをはじくが、木材価格の値上がりなどが条件となっており、先行きを不安視する声も上がっている。



2009年4月1日水曜日

グループウェアの活用

前回の記事で、GISの地図をGPSに入れる試みの事を書きました。
この方法で可能なものか、上部組織の担当者を通して、GIS業者に聞きましたが、次回のバージョンアップを待たなくては対応できないようです。


せっかく全職員がアクセスできるグループウェアがあるのだから、それを使って問題解決や情報共有ができないものでしょうか。


安全関係の連絡など、上意下達で情報が降りてきます。
署や森林事務所の職員が掲示板にトピックを立ち上げたのは、所属している局ではこの5年で片手で数えるほどしかありません。


要するに今までの文書やファックスによる情報伝達が、電子的なものに置き換わったにすぎない使い方をしています。
グループウェアならではの情報共有・遠い部署との意見交換といった使い方がされていないと感じます。


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農林水産省全体を見ると、
・農林水産省
・統計情報
・植物防疫所
・国有林
・農政局


と何個かシステムが分かれており、グループウェアも違うソフトが導入されているようです。
1つのシステムに統合できないものでしょうか。


農水省改革といわれても、遠い場所の話に聞こえます。
林野庁も独法化するかどうかの瀬戸際ですし。


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国有林に限定した事で言えば、
・各署の係長が情報を共有
・林業ニュースを共有する
・GISや刷新システムの質問掲示板を作る
・研修資料を誰でも見られるようにする
といった仕組みが欲しいです。


現状のシステムでも、担当者を決めてトピックを作ったりファイルを掲載するだけで可能なことです。
何とかならないのでしょうか。


まあ、こんな事を考えているのは少数派で、多くの職員は不満はなく、日々の仕事に追われているのかもしれませんが。



若い人のOJT

新規採用者には局で研修があります。
最近では職場でのOJTも計画されています。
労働組合ではOJTがやっていないだの、計画の通知が遅いなどの要望が出されます。


若い人を見ていると受動的な態度が目に付きます。
OJT頼みの研修ではなく、自分から学ぶ姿勢はあるのか?


2種なら2年目、3種なら7年目に署の係長になります。
それまでに、署内のすべての係の仕事を広く浅く知っておきたい。
そんな事は採用してすぐ分かるのだから、暇があったら自主的に勉強しておくべきだと思います。


仕事をすると言うことは受験・就職といった人生ゲームの上がりではなく、通過点に過ぎません。
年上の同僚をただのオジサンとして見るのではなく、何年後かの自分だと思って見てみましょう。
その立場になったらどんな仕事をしているのだろうか。


手の空いたちょっとした時間に、以下のものを読んでおきたいです。
全文検索システム、グループウェアのファイル、事務処理マニュアル、森林事務所や署にある書籍、「人材育成方針について」関係の文書。


OJTのスキル
http://www.h2.dion.ne.jp/~ppnet/prod0615.htm
読み応えのあるサイトです。



総務省 地域おこし協力隊員

地域おこし協力隊員:3年後に3000人 総務省が概要発表
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20090401ddm005010024000c.html


09年度は300人程度を想定し、3年後には年3000人規模を目指す。


隊員は各市町村が募集。1~3年間、農業や漁業の手伝い、森林や河川など水源の管理などに従事する。
報酬は年200万円程度。住宅や活動に使う車も準備し、費用の一部は国が特別交付税で1人当たり350万円程度を支援する。



「地域力創造プラン(鳩山プラン)」の展開
http://www.soumu.go.jp/menu_news/s-news/2008/081219_4.html



農水省 農政事務所原則廃止を明記

農水省が組織再編方針、農政事務所原則廃止を明記
http://sankei.jp.msn.com/economy/business/090331/biz0903311830016-n1.htm


汚染米事件で機能不全が露呈した地方農政事務所の「原則廃止」を盛り込んだのが目玉で、同省は組織、定員に関する計画を平成22年度予算案に反映させる意向。


 ただ、「廃止」の範囲は不明。同省職員の大部分が地方組織に属しており、他省庁への転籍などを強いられる地方職員の反発は必至とみられ、再編の実現は不透明だ。



熊本 林業で重大災害

パワーショベルと運搬車に挟まれ男性死亡 
http://www.rkk.co.jp/cgi-bin/newscgi/localnews.cgi?id=NS003200903311122090111


きょう未明、阿蘇郡小国町の山の中で、69歳の男性が、パワーショベルと運搬車に挟まれて死亡しているのが見つかりました。



京都府 森林税導入へ

府が行財政改革計画
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/kyoto/news/20090331-OYT8T01216.htm


600億円財源工面へ府行革プラン
13年度580億円不足で策定
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009040600024&genre=A2&area=K00


 府は31日、2009年度から13年度までの5年間の行財政改革計画をまとめた「府民満足最大化プラン」を発表した。


森林税などの法定外目的税の導入や国への財源移譲の要求などを通じて100億円を確保するとしている。



山形 蔵王坊平でナラ枯れ対策

蔵王坊平でナラ枯れ対策 伐採処理作業始まる
http://yamagata-np.jp/news/200903/31/kj_2009033100516.php


山形森林管理署署が昨秋、上山市の蔵王坊平キャンプ場周辺の約7ヘクタールを調査した際、初めて51本のナラ枯れ被害を確認。
樹齢はいずれも約70年で、樹皮が腐れたり枝が折れるなどしている。


倒木の恐れがあり、キャンプシーズンを前に伐採、薫蒸処理などに着手した。


5月以降は、カシノナガキクイムシが仲間を呼び寄せる際に出す集合フェロモンを人工合成した「合成フェロモン」を活用。おとりの立ち木や丸太にこれを付けて虫を誘引し、捕殺する。


9月下旬には植樹して植生回復を図る方針。



長野 南信森林管理署の桜開花

南信森林管理署の桜開花
http://inamai.com/news.php?c=shakai&i=200903311715080000033469


伊那市内でも早咲きで知られる伊那市山寺の南信森林管理署のコヒガンザクラが31日、開花した。 


桜前線研究所
http://www.sakurazensen.com/



秋田 過疎と町おこし

≪あしたを選ぶ09知事選≫集落
過疎対策へ試行錯誤
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/akita/news/20090331-OYT8T01185.htm


馬場目川が流れる五城目町の合地(ごうち)集落。昨年8月、1週間、集落に立つ築100年近くになるかやぶき屋根の古民家や渓流で、映画「釣りキチ三平」のロケが行われた。


清流の会の金沢幸則会長(47)は「県には気軽に畑の土壌改良や栽培法を相談できるようにしてほしい。ロケ地の観光客の受け入れをスムーズにするためロケ地の国有林の管理も任せてほしい」と、行政に柔軟な対応を求める。



京都 スギ木棺出土

弥生後期・最古のスギ割竹形木棺
野洲の市三宅東遺跡から出土
http://www.kyoto-np.co.jp/article.php?mid=P2009033100052&genre=M2&area=S00


http://www.nikkei.co.jp/kansai/news/news005782.html


野洲市教委は30日、同市市三宅(いちみやけ)の市三宅東遺跡から、弥生時代後期後半(2世紀)の割竹形木棺のふたとみられる遺物が出土したと発表した。


同市教委は全国最古の同棺の出土例になるとしている。
同棺では珍しいスギ材でつくられており、弥生時代後期の溝跡で見つかった。



栃木 広葉樹の植樹

山に広がれ落葉樹 鹿沼の団体が板荷中裏に苗6種植樹
http://www.shimotsuke.co.jp/news/tochigi/region/news/20090331/130396



板荷地区むらづくり推進協議会(冨久田耕平会長)は二十九日、板荷中の裏にある通称「がっこ山」で苗木の植樹を行った。


二〇〇一年から始めた、スギの市有林を多様な樹木の茂る山に転換する「山の公園づくり」の一環。


この日はスギを伐採した約六十アールに落葉樹のコナラ、エゴノキなど六種類の苗を百二十本植えた。



和歌山 チェーンソーアート

全長5メートルの恐竜像 チェーンソーアート
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=165208


和歌山県田辺市龍神村のチェーンソーアーティスト、城所ケイジさん(42)が制作に取り組んでいた恐竜、ティラノサウルスの巨大彫刻が30日、完成した。



平成21年3月31日 大臣会見 独法化について

石破農林水産大臣記者会見概要
http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/090331.html


記者


国有林野事業の関係で、ちょっと確認したいのですけれども、来年4月から独立行政法人化する法案については、本通常国会での提出は見送るというか、断念されるけれども、来年4月からの独立行政法人化という予定については、これは引き続き目指される方針ということでよろしいですか。



大臣


はい。それで結構です。
詳しく申し上げれば、いろいろなご意見があります。
与党からのご意見は皆様方ご承知のとおりであります。
私どもとして、例えば国有林の役割、昨今の経済情勢を踏まえ、安定的かつ継続的に森林整備の事業を実施する仕組みや資産、債務承継の在り方について、更に検討を進めるというようなご意見もございます。


これらの点について、更に検討を進めた上で、次の国会、次の国会と言っても、いつだか分りませんが、次の国会に法案を提出すべく関係方面との調整をいたしたいということです。



記者


今通常国会を目指してこられたと思うのですけれども、それが次の国会に回ることでの、来年4月の設立に向けての影響というのと、あと、自民党からも、いろいろな意見があると思うのですけれども、そもそも今決まっている枠組み自体を見直すということもあり得るのですか。



大臣


それは、予断を持って「ああだの、こうだの」ということを、申し上げることはできません。私どもとして、基本的に今の方針を維持したいというふうに考えております。


ただ、特に自民党から強いご意見が出ておりますので、個々の調整には少し時間がかかるかなというふうに思っております。
私としても、この調整につき、よく事務方の意見も聞き、自民党のご意見も聞きながら、しかしながら、行革の中で示された方針というのは、はっきりしておりますので、それを覆すことはなかなか難しいのではないかと思いますが、よく議論を尽くしたいと思っております。



自民党 グリーンキャンプ構想

自衛隊の駐屯地で就農訓練 自民・加藤氏ら構想
http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090331/stt0903311908012-n1.htm


グリーンキャンプ構想は、駐屯地を活用し、耕作放棄地が増える中山間地域で農業や林業に就きたい人に、半年間かけて規則正しい生活習慣を身につけさせ、農林業に必要な重機免許などを取得してもらう。
"入隊中"は衣食住を無料で提供し、生活費も支給する。



和歌山 保安林の緊急伐採窓口が市町村へ

県・市町村連携会議:県の権限、市町村へ 移譲計画を承認 /和歌山
http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20090331ddlk30010493000c.html


県・市町村連携会議が30日、和歌山市の県自治会館であり、県から市町村への権限移譲計画を承認した。


県から市町村に窓口が移るのは、森林法の保安林の緊急伐採など



森林保険特別会計 廃止へ

3特別会計を統廃合 農水省、来年4月に
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kenho/090331.html


平成18年に制定された行政改革推進法に基づく決定。森林保険特別会計は廃止し、森林保険業務を独立行政法人に移管する。



岩手 平泉古事の森育成協議会総会

平泉古事の森育成協:住民らで修復材を 国宝・重文指定の神社仏閣など供給 /岩手
http://mainichi.jp/area/iwate/news/20090331ddlk03040033000c.html


一関、水沢両地方森林組合や中尊寺、毛越寺、奥州市の関係者ら約20人が出席。
協議会は全国10番目、東北地方では初めてとなる。


協議会では9月26日に記念事業として、古事の森の提唱者である立松和平氏の講演や奥州市衣川区の月山国有林でアオモリヒバなどの植樹を予定している。



岩手 森林保全に寄付 アサヒビール

1缶につき1円、森林保全に寄付 アサヒビール岩手
http://www.iwate-np.co.jp/economy/e200903/e0903312.html


 アサヒビール全社が取り組む「うまい!を明日へ!」プロジェクトの一環で、3月下旬から4月下旬に製造し、県内で販売した「アサヒスーパードライ」(500ミリリットル缶、350ミリリットル缶)1缶につき、1円を同基金へ寄付する。



愛媛 アサヒビール森林基金

アサヒビール:松山支社、森林基金に100万円 /愛媛
http://mainichi.jp/area/ehime/news/20090331ddlk38020675000c.html


 アサヒビール松山支社はこのほど、同社が進める「四国の水・森に、感謝。」キャンペーンによる12月分の寄付金100万496円を、環境保全活動に役立ててもらおうと「愛媛の森林基金」に寄付した。



木造建築と建築基準

木造の家、伝統工法ピンチ 耐震偽装事件が思わぬ重しに
http://www.nikkei.co.jp/news/shakai/20090331AT1G3002630032009.html


伝統の木造家屋の建築で行政の着工許可が出るのに半年から1年以上かかる事態となっている。
耐震強度偽装事件以降、着工前の書類審査が強化され、伝統工法の審査は時間がかかりすぎるのが原因。
国土交通省は工法を検証し、審査をしやすくする基準作りに乗りだした。