衛星写真をカシミールに取り込み、カシバードで立体的な山並みを表現したものを同僚から見せて貰いました。
かなり良い感じです。
同じ事をやってやろうという気になりました。
国有林GISで扱うオルソ化された衛星写真で検証しました。
民有林の方は衛星写真サービスから画像を購入して下さい。
日立ソフト、高分解能衛星「WorldView-2」の画像提供サービスを開始
http://hitachisoft.jp/press/archive2010/news100118.html
日立ソフトは、米国DigitalGlobe社の解像度46cmの高分解能衛星 「WorldView-2」衛星で撮影した衛星画像データサービスを本日より提供開始します。オルソ画像 5,600 円/km2
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衛星写真はtifとtfwの2つで構成されています。
いわゆるgeotiff(ジオティフ)形式です。
tifは画像、tfwは位置情報などのファイルです。
http://www.opengis.co.jp/htm/kako_mail/mail_mag_312.htm
こちらのサイトで詳しく解説しています。
tfwファイルの拡張子を書き換え、txtにします。
開いてみるとこのようになっています。(自分の管内の1つの例です)
ここで注目するのは下の2行です。
これが画像左上の平面直角座標系の座標を表しています。
1
0
0
-1
-24000
-186000
緯度、経度への換算
http://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/xy2blf.html
こちらのサイトの計算機で、平面直角座標から緯度経度へ座標を変換します。
日本測地系、世界測地系どちらでもよいです。
国有林GISで扱う衛星写真の場合、下2行目をX座標(-186000)、一番下をY座標(-24000)に入力します。
平面直角座標系は、それぞれの署にあった数値を入力します。
衛星画像は横4000ピクセル、縦3000ピクセルのサイズで、1mが1ピクセルの解像度になっています。
画像右下の座標を求めるには、衛星写真の図郭割図で左下の画像のtfwファイルを見るか、X座標を-3000、Y座標を-4000すると求められます。
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カシミール3Dでのビットマップ地図の表示はこのようになっています。
http://www.kashmir3d.com/kash/manual/map_bitm.htm
tifファイルをBMPファイルで保存しなおし、ルールに従って連番をつけます。
読み込む画像全体の左上、右下の座標を入力すれば、カシミールに衛星写真を表示することが出来ます。
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標高データは国土地理院からダウンロード出来るようです。
http://www.55walking.com/niki/090514/index.html
5m,10mメッシュになっており、数年前の50mメッシュより細かくなっています。
MAT形式地図
http://www.kashmir3d.com/kash/manual/map_mat.htm
基盤地図情報(標高)プラグインとは
http://www.kashmir3d.com/fgddem/
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