食害:森林の1割 シカやクマ、樹皮を損傷 林野庁「共存へ対策必要」
http://mainichi.jp/select/science/news/20090303dde041040026000c.html
シカやクマが樹木の表皮を食べたり傷つける被害が、国内の森林の約1割で見られることが、林野庁の調査で分かった。
調査は、森林の生物多様性を調べるため初めて実施した。国土を4キロ四方の格子で区切り、格子の角が森林に該当した約1万5000地点について、周辺1000平方メートルの樹木の種類や幹の直径、下草の種類などを5年かけて調べた。
その結果、調査区画内の樹木のうち少なくとも1本が、食害や角(つの)こすりによる樹皮の損傷を受けた「剥皮木(はくひぼく)」だった地点は全体の11%。1%の地点では、2割以上が剥皮木だった。原因がシカとみられるのは栃木県や埼玉県、クマは京都府や福井県に多かった。
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