木くずは低炭素時代の石炭-欧米の発電所、CO2排出削減で注目
http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90003011&sid=aNlBpId7ocYw&refer=jp_asia
スウェーデンのバッテンフォールやドイツのRWE、石炭火力発電で米最大手のアメリカン・エレクトリック・パワーは数カ所のプラントの燃料を木くずに変更し、このようなプラントをさらに増やす計画だ。
これまでのところ、紙価格の上昇や森林への悪影響にはつながっていない。
ドイツのノバス・エナジーの発電所では、木の切り株や枝から製造する木くずをセ氏 400度に熱しており、熱効率は石炭と同水準でコストは割安。
欧州連合(EU)の規則では、樹木は伐採前にCO2を吸収し排出量を相殺するとされ、木くずによる発電はCO2排出制限の対象にはならない。
国際エネルギー機関(IEA)によると、主にポプラやヤナギ、マツなどのバイオマスを利用する発電は過去20年間に25%増加した。工業国のエネルギー源に占めるバイオマスの割合は2006年時点で4%。これは原油約11億バレルに相当する。
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