2009年11月26日木曜日

書き込みのある図面を後任者へ引き継ぐ

未間伐の単層針葉樹林をGISで検索してみたら、913林小班、3800haありました。
自分が見た範囲の印象や地況林況調査で、将来10年間ぐらいで間伐可能な林分は大体分かっています。


・広葉樹に侵食されて針葉樹が残っていない場所。
・笹に負けて本数が残っていない場所。
・林道から離れていて搬出が困難な場所。
問題のある林班がたくさんあります。


森林官は基本3年で人が入れ替わります。
ベテランの基幹作業職員がいて何を聞いても答えが返ってきた時代ではないのだから、文字なり図面で情報を残すべきだと思います。

GISが導入されたことで「30年生以上の未間伐林分」などの検索が出来るようのなったのがありがたい。
異動直後の林況把握に、特に有効です。
目の前の仕事や監督などルーチンワークに追われがちですが、10年20年後を想像しながら森林計画のプランナーとして自分の管内を歩き、情報を後任者に伝えていきたい。



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