2009年6月4日木曜日

山形 無花粉スギ、県が南陽に植栽

無花粉スギ、県が南陽に植栽 一般山林に県内では初めて
http://yamagata-np.jp/news/200906/03/kj_2009060300051.php


花粉をつくらないスギの本県独自品種として、県森林研究研修センター(寒河江市)が開発した無花粉スギの苗木160本が3日、南陽市荻地区に整備中の「吉野石膏の森」に植栽された。
県内で、無花粉スギが試験場外の一般の山林に植えられるのは初めて。
森の一角を実証試験地と位置付けて来年度も200本の植栽を予定し、花粉のない県産スギの量産化、実用化につなげる狙いだ。


「吉野石膏の森」は、同市が吉野石膏(東京)の資金提供と国県補助で総事業費約1億円をかけ、08年度から10年計画で整備を進めている約26ヘクタールの市民憩いの森。
今後は植栽した中から数年かけて優良な木を選抜し、採取した枝を挿し木増殖して苗木を量産する計画で、早ければ2017年の本格供給開始を目指すとしている。



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