2009年11月18日水曜日

岩手 CO2排出権取引、県内でも浸透 4団体が売り手に

http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20091117_14
二酸化炭素(CO2)の排出権取引が県内でも進んでいる。民間団体が大手商社や行政と連携して取り組み、クレジット(排出権)の売却益とコスト削減の二重効果を生むケースもある。ただ、多額のクレジット審査費用が課題だ。
白梅荘は昨年5月、ペレットボイラーを2基導入した。CO2は年間で155トン削減する。木質燃料に変えたことでコスト削減にもつながり、昨年の燃料費は前年比96万円減の375万円だった。
だが、制度の普及に課題もある。制度承認やモニタリング調査に50万~70万円の費用がかかる。白梅荘など3団体の場合は買い手負担となったが、売り手、買い手どちらが負担するか、決まりはない。「相場」は1トン当たり1千円前後というクレジットの買い取り価格も、売り手、買い手双方の合意形成が重要となる。


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