2009年8月4日火曜日

セブン&アイ「原生熱帯林保全」民間企業初の参画

セブン&アイ・ホールディングス「原生熱帯林保全」民間企業初の参画
http://www.business-i.jp/news/ind-page/news/200908030011a.nwc


流通大手のセブン&アイ・ホールディングスは、熱帯雨林を保護することによりCO2の排出を抑える「原生熱帯林保全プログラム」に参画し始めた。
民間企業の参画は世界で初めてだという。


同プログラムは、熱帯林に関する国連の条約機関「国際熱帯木材機関」(略称ITTO)から提案を受け、同社が賛同したもので、ITTOの技術的支援を受けた各国の森林局が人工衛星を使った森林警備などを進め、違法伐採を防ぐ仕組み。


同社は今年春から、インドネシアの東ジャワで、約8000ヘクタールの熱帯雨林の保護に乗り出した。プロジェクト規模は97万ドルで、インドネシア政府が16万ドル、81万ドル超をセブン&アイが負担した。
このプロジェクトを通じて、1年間で、日本の一般家庭24万世帯の年間排出量に相当する120万トン分のCO2削減効果が見込め、同社の2007年度の国内排出量の約半分を減らせるという。


プロジェクトは1年単位だが、インドネシアを皮切りに今年度からの4年間で、違法伐採の多いアフリカや南米などで展開する計画。



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