2009年3月13日金曜日

和歌山 強度間伐の研究開始

強度間伐の研究開始 人工林の手入れで林業試験場
http://www.agara.co.jp/modules/dailynews/article.php?storyid=164038



通常の間伐(伐採率20%)の2・5倍の50%を考えており、これまでの調査で、間伐本数を増やしても表層土壌の環境に大きな差が見られず、林地への影響は少ないとみている。


試験場は「間伐する回数を減らし、時間とコストを節約できる。今後、急激に光を入れることでの弊害などを考えていきたい」としている。


 試験場では、2005年から4年間、田辺市中辺路町にある29年生のヒノキ人工林に、皆伐、強度間伐(伐採率50%)、通常間伐(同20%)、無間伐の4区(各1000平方メートル)を設けて調査した。
流出した土砂を受け止める箱を区域の下流部に10個ずつ設置し、中に入った土砂を細土や小石、落葉落枝に分類してその量を伐採の前後で比較した。
この結果、強度間伐の場所からの表土流出量が通常間伐より極端に増加することはなかった。



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