2010年1月27日水曜日

人口減少社会

車コラム「家族」マーケティングの栄光と落日
小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」 ~世間に転がる意味不明
http://business.nikkeibp.co.jp/article/life/20100122/212372/


自動車のマーケティングについてのコラムです。
セダンが廃れ、ミニバンに移行した。
CMも男性視点のものが無くなり、主婦や子供しか登場しないようになる。
挙句の果ては減税と補助金をアピールするだけで、車についての説明が無いCMとなる。


国産材や住宅のマーケティングや広告ターゲットについて詳しくありませんが、微妙にリンクしている気もします。
住宅エコポイントや贈与税の控除という手法で住宅建設を後押ししようとしていますが、需要の先喰いであって、根本的な拡大になっていないのではないか。


車も住宅も、右肩上がりの経済で人口が増えて行く時代のマーケティングは通用しなくなってきました。


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Twitterで建築系の人が紹介していましたが、このレポートが参考になりました。
野村総合研究所 人口減少時代の住宅・土地利用・社会資本 管理の問題とその解決に向けて
http://www.nri.co.jp/opinion/chitekishisan/2009/pdf/cs20090803.pdf
http://www.nri.co.jp/opinion/chitekishisan/2009/pdf/cs20090907.pdf
http://www.nri.co.jp/opinion/chitekishisan/2009/pdf/cs20091007.pdf


住宅着工戸数を現状の半分にし、滅失戸数を現状維持と仮定した場合では、2040年までに空家率は30%を超えるらしいです。
これらの動向を踏まえた上で、住宅・木材産業はどうなっていくのでしょうか。難しい。



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