梅田望夫さんに影響された訳ではないですが、ネットの特性についてまとめてみました。
決まった様式に文章をまとめる作業をしていますが、紙の不自由さを感じます。
■無限
ネット上の容量は無限に近い。
従来の本や論文のように、決まったサイズや容量は気にしなくて良い。
もちろん情報は多ければ良いというものではなく、構成を考えて冗長にならないようにする必要はある。
■いつでも
講演会は1度きり、本にしても絶版になったら見るのは難しくなる。
ネットはコンテンツが維持できる期間だけ、24時間365日情報発信できる。
無料ブログやホームページにしても、サービスが続く限り情報は維持される。
文章を描いた本人が死んでも維持される場合もある。
■誰でも
ネットに繋がっている人なら、誰でもアクセスすることができる。
本や講演会などは、情報を伝達出来る人数に物理的な限界がある。
■検索可能
文章内のキーワードにしろ、ネット上の文章にしろ、検索可能なこと。
紙ベースでは無理な利点。
■情報発信のハードルが低い
本や論文を発表するハードルは高い。
ブログやtwitterなら30分で始められる。
活版印刷以来の発明とまでは言わないが、一般の人が世界に向けて情報発信するハードルは、ネット普及以前に比べ格段に下がった。
■無料
本を出版するのなら、ある程度の部数が売れなくては出版されない。
自費出版ならそうではないが、経費がかかる。
ネットの場合、情報発信するコストは無料に近い。
■訂正可能
情報が新しくなったり、間違いがあったときに訂正が可能。
■双方向性
読み手からの突っ込みがしやすい。
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情報発信のスタイルとして月一回発行の広報誌の体裁をとっている場合がありますが、それは続けるべき習慣なのでしょうか。
イベント告知や開催結果などは、文章や写真が完成次第コンテンツを追加するブログ形式の方が適しているのでは。
新聞のような紙面づくりは印刷したときに見やすいですが、それによって削られた情報もある気がします。
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