2010年2月2日火曜日

ドイツの公務員制度

こちらのブログを読んでの感想。
ドイツ、連邦政府の官僚組織と学術性、高い規範の力
http://blogs.yahoo.co.jp/freiburgshuji/12066356.html


「政務に携わる者はその対極の側の過程や構造を知るべきである。そのことによって、その要求や利害のための政策調整をより円滑にすることができる」


↓以下感想。
森林官として仕事で造林・砂利・重機・搬出・製材会社などど接する機会があります。
しかし、経営状態や今後の見込み、若い人の育成などの深い話はあまりしていない気がします。


民有林(私有林、町有林、県有林)の事業や、補助金行政についても改めて考えてみると勉強不足。
林野庁は国有林部門と民有林部門にはっきりと分かれており、民有林部門は林野庁のごく一部しか無い。
人数的には署・局が多いので、どうしても国有林内に偏りがちになる。


森林・林業再生プラン
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/kikaku/091225.html
ドイツ型の森林官を日本で作るには、組織人事的に色々なハードルがあると思うし、実現は簡単ではないと思う。
しかし、ドイツ林業が日本より成功しているのは確かだと思うし、何で成功したかは分析する必要がある。



「林業行政」を職業として一生やっていくにしては、知識が偏っているし足りない。
まあ、「無知の知」のように、足りない事が分かっているだけで良しとしよう。


森林官の仕事は自然相手、業者相手なので忙しさにムラがあります。
時間に余裕があるときは、10年20年後の自分の役職や、林業界の未来を考えて勉強しましょう。


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前から思っていて探しているが、外国の森林官の制服が見たい。
見たから何だというわけではないですが・・・



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