2009年7月30日木曜日

妄想6/7 林業技術者ネットワーク

林業技術、林業新知識、林政ニュースなどの業界誌はあるが、紙のメディアであるし、情報が一方通行に感じる。


行政職員・研究者・学生・製材業・森林インストラクター・森林組合、作業している方まで含めると、林業に携わる人は、日本に何万人いるのだろう。
http://www.stat.go.jp/data/kokusei/2005/kihon2/00/03.htm
http://www.rinya.maff.go.jp/j/kikaku/hakusyo/20hakusho/pdf/z_3-1.pdf
就業者としては、4.7万人いるらしい。


他の県や森林管理局でどのような取り組みがなされているのか、知っているようで知らない。
林業系公務員や技術者の、横の繋がりが無いように感じる。
研究者は論文を書いているが、現場や行政の人まで情報が伝わっていないと思う。


A県ではこの問題で困っています

B県ではこうやっているよ。
という建設的なやり取りが出来るのが理想。



オープンにすれば参加者・閲覧者は増えるが、荒れやすいし個人情報は書けない。
花粉を撒き散らす林野庁は潰れろ、杉を伐ってブナを植えろ、といったレベルで議論にならない可能性が高い。



ある程度の匿名性があった方が、詳しい事が書けるような気もする。
OpenPNEをこのMovableTypeを置いているサーバーに展開して、オリジナルのSNSを立ち上げることも技術的には可能。
まっさらな状態からスタートするので後腐れは無いが、さらに敷居が高くなるか?



新しくシステムを作らなくても、mixiなどのSNSを使えば、今すぐ可能。
しかしmixiでは本名や、今使っているアカウントでは参加しにくい場合も考えられる。
現在ある森林系コミュニティで参加者の多いものは1400人いるが、議論がいまいち盛り上がっていないように見受けられる。


「こういったニュースがありますが、皆さんどう思いますか?」というネタ振りをすれば良いと思うが、いまいち踏み切れないでいる。
新たにコミュを立ち上げても、参加者がかぶるし集まらないかもしれない。



「1:9:90 の法則」というものがある。
ウェブ活用におけるユーザーの情報行動は、
 1%「発信者」
  情報発信意欲の極めて高い人


 9%「コミュニケーター」
 発信された情報の周辺でコミュニケーションを取る


90%「ROMユーザー」
 それらの情報を読むだけにとどまる


の3層に分かれる傾向があるというもの。


ネットというのものは書き込む人に比べ、ROMっている人が圧倒的に多い。
自分の経験上、コミュニティの登録者が1000人以上で、ネタを振る人やこまめに書き込む人がいないと、Web2.0的な正のフィードバックが働かずに過疎化してしまう事が多いと思う。



0 件のコメント: