2009年7月21日火曜日

営林署を知らない地元住民コメントへのレス

http://forest-news.net/2009/07/post-1058.html#comments


それは、あなたが、その町に住む森林官として、その町のみなさんと向き合う仕事をしていないということの結果ではないのでしょうか。


町内会で積極的に活動して、地域の信頼を得ている森林官。


町おこしの団体に入り、お祭りでは、地域のみなさんと一緒に御神輿を担ぐ森林官。


森林教室のパンフレットを作り、町の小学校を営業に回って、貴重な授業時間を割いて頂き、子どもたちの前に立たせてもらえるようになった森林官。


毎月、森林事務所でミニコミ誌を発行し、町内全世帯に配る森林官。


週間でトレッキング情報を発行し、地域やビジターへ情報発信する森林官。


地域と真剣に向き合っている森林官は沢山います。


インターネットで全国?を相手にする前に、まず地域住民と真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか?


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↑ここまで引用。


言うだけはタダなんで、何でも書けると思うんですよ。
じゃあ、このコメントをした人は、1200箇所の森林事務所にすべてに、それを仕事としてやれといっているのか?


組織内部の人間だと思うが、それこそネットで書いていないで、同じ内容を林野庁に要望として上げてみればいい。
それをやらずに、俺個人を非難するのはたやすいし、意味が無い。

それぞれの森林事務所のフィールドなり状況が違うんだから、難しいこともあります。
大体、転勤して地域の事情も分からないのに、そんなに動けるものか?


町役場との付き合いにしても、運動会に来賓として呼ばれている時代もあったと思う。
しかし、歴代の森林官が町との付き合いを疎遠にしてきた結果、現状がある。


ミニコミ誌にしても、発信している森林官は50人に1人もいないだろう。
大志を抱く森林官がミニコミ誌を立ち上げたものの、転勤して立ち消えになった例もあるのでは?


トレッキング情報は、うちの管内に一般人が登山する山は無い。
町内会は普通に参加している。
森林教室はやろうと思っている。
町役場にはこまめに足を運んでいる。
祭りは町内会として参加した。勝手には担げない仕組みとなっている。

>インターネットで全国?を相手にする前に、まず地域住民と真剣に向き合ってみてはいかがでしょうか?
ネットと地域は比べられるものではないし、このサイトの運営は勤務時間外のプライベートでやっている。

元の記事でも「国有林率が40%以上だが、地元の人は営林署という言葉を知らない」という内容を書いたつもり。
営林署時代の広報不足を、今の森林官のせいにされても困る。


森林教室については、自分がいる間にやってみようとは思っています。


国有林の位置図をネットで公開して欲しい
http://forest-news.net/2009/07/post-1059.html
この話は、こっち記事にも繋がる。



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