2009年7月16日木曜日

富士山 落石で男性が死亡

http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090715ddlk22040189000c.html
今回の事故を受けて県は14日、林野庁と協議し、点検態勢の見直しや落石防止柵の強化などの対策を検討する方針を示した。一方、縦割り行政のため、富士山の登山道を管理する県と、これ以外の山肌を管轄する林野庁で落石の危険個所などについて情報共有する仕組みがないことも明らかになった。



富士山の落石:男性死亡 登山客「まさか」 シーズン直前、不安広がる /静岡
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090715ddlk22040189000c.html


富士山登山道の新5合目駐車場に止めていたキャンピングカーを落石が直撃して男性1人が死亡した事故で、落ちてきた石の重さは約1トンだったことが15日、分かった。県富士土木事務所などがクレーンを使って計測した。これまで県は石の推定重量を「3トン」としていた。現場の落石防止柵は重さ300キロの石が高さ40メートルから落下しても耐えられる構造になっているが、今回落下した石は防止柵の耐荷重を大きく超えていたことになる。


道路と斜面の管理者が異なることも問題を複雑にしている。道路(県道)は県が管理するものの、道路に接する山の斜面は林野庁の管轄で、県の担当者は「道路上の安全に責任を持つのは県だが、落石対策は県だけで進めることはできない」と頭を抱える。


県は、この日から専門技術者による斜面の点検を始めるとともに、事故現場の斜面付近に土のうを積み上げる応急対策に着手した。7-8月は富士登山のシーズンだけに、県としては落石防止柵の復旧が完了次第、駐車場の立ち入り禁止を解除したい考えだが、今のところ規制解除の目途は立っていないという。



富士山1人死亡 3トンの岩600メートル転落
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/shizuoka/news/20090714-OYT8T01085.htm


富士宮市粟倉の富士山新五合目で13日夜、落石がキャンピングカーを直撃し、車内にいた男性が死亡した事故で、石は標高約3000メートル付近から約600メートル落ちてきたとみられることが県の調査でわかった。石の大きさは直径約1・2メートル、重さ約3トン(県推定)。


事故があった駐車場は、富士山の富士宮口登山道の入り口(標高約2400メートル)にある。被害者んのキャンピングカーは山側に向かって斜めに止まり、すぐ前に落石防護用のフェンス(高さ3メートル)があった。石はフェンスを突き破り、キャンピングカー後部のキャビンを貫通。さらに7メートル離れたところにとまっていた乗用車と花壇のフェンスを破損してようやく止まった。


事故を受け現地調査した県は、この岩は標高3030メートルの7合目近くにあったとみており、駐車場まで約650メートルの山肌を一気に滑り落ちたことになる。


 


富士山の落石:男性死亡、落石は重さ1トン 左右に蛇行、1.5キロ転がる 
http://mainichi.jp/area/shizuoka/news/20090716ddlk22040185000c.html
再発防止策を検討するため有識者らがメンバーの委員会を週明けにも発足させる考えを明らかにした。



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