2009年7月15日水曜日

木質ペレット需要 発電用に欧州で需要高まる

木質ペレットはエコ燃料~欧州で需要高まる
http://www.usfl.com/Daily/News/09/07/0713_027.asp?id=71435


ウォールストリート・ジャーナルによると、需要増加の理由は、欧州の電力会社が既存の発電所で石炭と一緒に燃やしているため。欧州連合(EU)では、2020年までに発電量の20%を再生可能な資源で生産するよう義務づけており、09年第1四半期はペレットなど木から作られた燃料の輸入高が6620万ユーロと前年同期から62%も増加している。



米国でのペレット生産量は、最近まで約40の工場による年間約90万トンにとどまり、ほとんどは住宅の暖房用だった。しかし欧州需要の高まりを受けて、今は南東部でペレットの輸出が盛んになっており、新しい大型工場も次々と建設されている。


米国のほかにはオーストラリア、ニュージーランド、アルゼンチン、ベトナム、カナダや南アフリカなども欧州にペレットを輸出しており、今やペレットは最新のコモディティ(取引商品)として、アムステルダムのエネルギー取引所に価格が表示され、石炭と同じように取引されている。



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