2009年7月2日木曜日

北海道 国のマイマイガ対策 苫小牧港でも

国のマイマイガ対策 苫小牧港でも
http://www.tomamin.co.jp/2009t/t09070101.html



米国、カナダが森林害虫として侵入を警戒するマイマイガ。
その卵塊の船舶付着を抑制する技術を確立しようと、農水省の実証事業が7月中旬から苫小牧港を含む全国10カ所のマイマイガのハイリスク指定港で行われる。


日本産農産物の輸出促進を進めているわが国にとって、ハイリスク指定が海上輸送などに影響する可能性があるため、実証事業を通じて早期指定解除の技術を構築する考えだ。


国内のハイリスク港は苫小牧、函館、小樽、酒田(山形)、大分、広島、阪南(大阪)、八戸(青森)、清水(静岡)、神戸の10港。
寄港した船舶が米国、カナダの港に入る場合、沖合検査や最終寄港先で不在証明書を取得する必要がある。


農水省はこの動きを踏まえ、2009年度補正予算で「マイマイガ卵塊付着抑制技術実証事業」として約3億8300万円の予算を確保。


対象港の岸壁周辺など水際を中心とする夜間照明灯のランプを虫を誘引しないナトリウム灯に切り替えるほか、侵入防止用の電撃殺虫器などの防除機器を設置して効果を確認することを決めた。



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