2009年6月26日金曜日

CO2ビジネスの混迷

CO2ビジネス、樹木の吸収能力レンタルが波紋呼ぶ
http://www.yomiuri.co.jp/eco/news/20090626-OYT1T00015.htm


スギ、ヒノキの山々に、奇妙な契約話が波紋を広げた。面積の94%が山林の大分県佐伯市宇目地区で昨年、「山林(CO2吸収量)の賃貸借契約書」が出回った。
「日本森林環境」という会社が山林所有者から「樹木のCO2吸収量確保能力」を賃借し、CO2排出量を抑えたい企業に再レンタルする仕組み。同社代表(53)と同地区出身の大分市の機械整備会社社長(61)が、様々な人を介して山主らに話を持ち込んだ。
「日本森林環境」は法人登記すらしていない。代表は「国内排出量取引が始まると予想し、契約書の文面を練った」と明かした。



現在進む「ポスト京都」の国際交渉で、森林吸収のルールがどうなるかはわからない。様々な憶測をもとに、新ビジネスを探る人々がうごめく。



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