2009年6月21日日曜日

コンパス測量とGPS

岐阜県のGISからの繋がり。


国有林の造林規定では、歩道の新設や追加は基本的にコンパス測量しなくてはいけません。
測量精度の兼ね合いはありますが、GPSの記録を使う事はできないのでしょうか。


基本図に書かれているが、ずれている歩道。
地図上の距離と歩道台帳の距離が違う歩道。
こんな精度の歩道より、GPSの成果の方が現場では使えます。


今現在でもGPSのポイントやトラックの数字を見て、コンパス測量の野帳に写して、コンパスを持って歩いたことに出来なくもない。
規定的にはやってはいけないが、技術的にはできるし、測量誤差も規定の範囲内で収まる。
大規模な風倒地ではGPSを使って測量したのではないのか。


基本はコンパス測量だが、GPSを使った測量も造林規定で認めて欲しい。
笹や潅木が多い場所は事前に刈払いをしないと、測量ができない。
歩道を新設するために刈払いをするというのは、順番が逆ではないのか。
クマの生息地で2mもある笹薮を漕いで、新設歩道を何kmも測量するのは大変です。



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