2009年7月15日水曜日

GISの境界点と林班界のデータを緑GPSへ転送する

国有林GISの林小班界を緑色のGPSに転送したい
http://forest-news.net/2009/07/gisgps-2.html
shp→軌跡の変換
http://forest-news.net/2009/07/shp.html
の続き。
とりあえずこれで緑のGPS(etrex venture)については完了。


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国有林GISでshpファイル出力(緯度経度世界測地系)
GPS TrackMakerというソフトでshpファイルを重ねる
http://www.gpstm.com/
(林班界、林小班界、境界の3つのshpファイルをmerge fileする)


一旦gtm形式で保存
(1署で90000Tracks、670000Points、52,000KBぐらい)


etrex ventureはユーザーポイント登録可能数 2,999、記録可能軌跡ログポイント数 約5000 (10トラックまで 圧縮保存 可能 )というスペックなので、転送できる分だけトリミングする必要がある。


GPS TrackMakerで範囲を選択、cutする(クリップボードに保存されている)
新しいファイルを開き(署全体のgtmファイルは変更しないで閉じる)、pasteすると、先ほどcutした部分が貼り付けられる。


名前をつけてgtmファイルで保存する。


GPS TrackMakerのConvert Files機能でgtm→gpx形式に変換


カシミールでgpxファイルを開く
(ファイル→各種GPSファイルを読む)


林班界などがトラックで表示されるので、GPSに転送。
カシミールのgdbファイルで保存しておくと、いつでもカシミールで使えるファイルとなる。


同様に、境界点も変換、トリミング、gpxファイルに保存する。


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■課題


林小班界のトラックはventureだと4林班分ぐらいしか転送できないので、あまり実用性は無い。
手書きで林小班界をなぞるより正確だが、トリミングやファイル変換の手間を考えると、どちらも同じぐらい。


境界点のウェイポイント名はGIS上のID番号なので、境界番号とは異なる。


GPS TrackMakerというフリーソフトを使わなくてはいけない。


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■まとめ
緑のetrex ventureのGPSアンテナは世代として古いです。
感度としてはSiRF StarIII (モバイルマッパー6、GPSmap60CSx )、独自の高感度アンテナ(VISTA HCXなど)に比べて劣ります。


現在ある機器を有効に使う方法として、とりあえず道筋は作れたか。



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