火入れ条例改正:各自治体、先送り 規制緩和、安全との両立模索 /大分
http://mainichi.jp/area/oita/news/20090605ddlk44010542000c.html
乾燥注意報下の野焼きを禁じる「火入れ条例」の、実態に合わせた改正について、県内市町村はいずれも6月定例議会での提案を見送る方向であることが4日分かった。
条例は林野庁が「火入許可業務必携」(84年)でひな型を示し、これに合わせる形で県内全市町村も定めている。県によると、同庁も「自治体の実情に即して条例改正すれば良い」との考えを示しており、条例改正は市町村判断に委ねられている。
各市町村は、乾燥注意報や強風注意報が出そろうなど火災の危険性が高い「火災気象通報発表時」に中止要件を変えたり、中止の判断をすべて民間当事者(火災責任者)に委ねるなどの改正案を検討しているが、規制緩和に伴う「安全対策の徹底」をどう実現するかが課題で、由布市などが当初目指した「6月改正」は先送りされることになった。
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