知り合いに5年生の子供がいるので、教科書を借りてみました。
教育出版の発行です。
読んでみて気づいた点。
「森林のはたらき・森林がないと」というイラストの大きさに比べ、「輸入される木材の量の変化」の棒グラフが小さすぎる。
見開き2ページの白神山地の写真はいらない。
全体的に抽象的な印象です。
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・森林率の外国との比較
・木材自給率の変化
・木材価格の推移
・国・公有・私有の所有者割合
・日本の輸入によって伐採される外国の天然林について
・手入れがされておらず、表土が流出する林の写真
・木を伐る=自然破壊ではない
というあたりを、もうちょっと説明して欲しかった。
産業の規模としては、農業や工業の数十分の一だが、国土の66%が森林。
もうちょっと細かいデータが欲しいです。
年間100万人の児童が見る教科書は、重要な広報媒体です。
林野庁が積極的に踏み込むわけにはいかないかも知れませんが、もどかしさを感じます。
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