2009年6月8日月曜日

環境大臣賞 木質バイオマスの全量燃料に関する技術開発

産学官連携功労者表彰(環境大臣賞)の決定について
http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=11216


環境大臣賞が決定/木質バイオマスの全量燃料に関する技術開発
http://www.ecool.jp/news/2009/06/env21-386.html


木質バイオマスを全量燃料にするパイロコーキング技術の開発


九州大学の林潤一郎教授とバイオコーク技研(株)上杉浩之社長等は、バイオマスの熱分解により生成するタールをアルミナ固体の表面で迅速に分解し、バイオマスをタールフリーの燃料ガスと炭化物(バイオコーク等)に転換するパイロコーキング技術を開発した。


バイオコーク等は、自重の20%以上の水素を発生させる特徴を有し、容易に安価で運べる有望な水素源として評価できる。


さらに、本事例では、北海道下川町森林組合等との協力体制のもと、木質バイオマスをその集積サイトにおいて燃料として利用しながら、同時に、バイオ燃料需要地に供給可能な高品位燃料・素材も生産するコジェネレーションシステムを構築している。



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