NEC:災害情報収集用の無人飛行機 GPSで自動飛行
http://mainichi.jp/select/biz/news/20090610k0000m020066000c.html
NECは大地震や大火災など災害現場の情報を迅速に収集できる映像カメラ搭載の小型無人飛行機を発売した。
無人飛行機はGPS(全地球測位システム)を活用して自動飛行が可能で、特別な操縦技術は不要。
機体は日本飛行機(横浜市)製で、全長129センチ、最大重量3キロ。電動モーターで駆動し、最高時速110キロ、1回の充電で約20分間、飛行距離で最大30キロ飛べる。軽いので、人の投げる力で離陸させることもできる。
赤外線カメラを搭載しており、森林火災などの熱源を探知できる。
最大2キロメートル離れた地上局に、災害地の画像と飛行データをリアルタイムに送信。パソコンによる制御で、離陸後の飛行ルート変更も簡単だ。
飛行終了後は搭載したパラシュートを開き、回収する。
地上局の送受信用アンテナ、通信装置などを含めたシステム価格は2000万円(税抜き)から。官公庁などでの需要を想定し、5年間で60セットの販売を見込んでいる。
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