2009年6月11日木曜日

秋田 稲わらで次世代燃料

稲わらで次世代燃料 秋田に実験プラント
http://sankei.jp.msn.com/region/tohoku/akita/090610/akt0906100225000-n1.htm


農林水産省は昨年度、稲わらを原料としたバイオエタノール製造技術の確立を目指す「ソフトセルロース利活用プロジェクト」を開始した。
モデル地区に北海道や兵庫県とともに秋田県が選ばれ、先月下旬から潟上市で実験用プラントの建設を着工。



秋田県のプロジェクトでは、川崎重工グループのカワサキプラントシステムズが潟上市に実験用プラントを建設中で、今年度末の稼働を予定。
同市に隣接する大潟村の広大な水田から集めた稲わらを原料に、1日200リットルのバイオエタノールを生産し、同村で自動車の走行試験も行う計画だ。
平成24年度までの総予算は約20億円で、大半は国の補助で行われる。


試算では現在、稲わらバイオエタノール1リットル当たりの製造コストは170円。
県は「ガソリン税がかからない分、販売価格は安くなるが、プロジェクトでは製造コストを1リットル当たり90円に抑えることが目標」としている。


秋田県では23日、北秋田市でも林野庁によるスギ原料の木質バイオエタノール製造実証プラントが完成予定で、7月から稼働する。



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