2009年4月1日水曜日

平成21年3月31日 大臣会見 独法化について

石破農林水産大臣記者会見概要
http://www.maff.go.jp/j/press-conf/min/090331.html


記者


国有林野事業の関係で、ちょっと確認したいのですけれども、来年4月から独立行政法人化する法案については、本通常国会での提出は見送るというか、断念されるけれども、来年4月からの独立行政法人化という予定については、これは引き続き目指される方針ということでよろしいですか。



大臣


はい。それで結構です。
詳しく申し上げれば、いろいろなご意見があります。
与党からのご意見は皆様方ご承知のとおりであります。
私どもとして、例えば国有林の役割、昨今の経済情勢を踏まえ、安定的かつ継続的に森林整備の事業を実施する仕組みや資産、債務承継の在り方について、更に検討を進めるというようなご意見もございます。


これらの点について、更に検討を進めた上で、次の国会、次の国会と言っても、いつだか分りませんが、次の国会に法案を提出すべく関係方面との調整をいたしたいということです。



記者


今通常国会を目指してこられたと思うのですけれども、それが次の国会に回ることでの、来年4月の設立に向けての影響というのと、あと、自民党からも、いろいろな意見があると思うのですけれども、そもそも今決まっている枠組み自体を見直すということもあり得るのですか。



大臣


それは、予断を持って「ああだの、こうだの」ということを、申し上げることはできません。私どもとして、基本的に今の方針を維持したいというふうに考えております。


ただ、特に自民党から強いご意見が出ておりますので、個々の調整には少し時間がかかるかなというふうに思っております。
私としても、この調整につき、よく事務方の意見も聞き、自民党のご意見も聞きながら、しかしながら、行革の中で示された方針というのは、はっきりしておりますので、それを覆すことはなかなか難しいのではないかと思いますが、よく議論を尽くしたいと思っております。



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