2009年4月4日土曜日

植樹と遺伝子

(上)ブナ林 植樹で弱る
http://www.yomiuri.co.jp/eco/ryokuka/ryokuka090402_01.htm?from=yoltop


ブナやコナラといった広葉樹の植林活動ブームが続いている。
ふるさとの山の再生や二酸化炭素の吸収源対策などにつながるからだが、現状のままだと、善意の行いが自然環境を汚す結果をもたらす恐れがあることが、最近の研究でわかってきた。


地域環境に適応した遺伝情報を持つ集団と、外部から持ち込まれた集団が交配すると、遺伝情報が混ざって環境適応能力が落ちる「外交弱勢」という現象が起きる。


この問題についての環境省研究班で代表を務める森林総合研究所の津村義彦・樹木遺伝研究室長は、「そういう樹木が枯れずに残って交配が繰り返された場合、周囲の樹木が成長を妨げられる恐れがある。樹木は寿命が長いため、影響に気づきにくい」と話す。



(下)苗の流通 実態つかめず
http://www.yomiuri.co.jp/eco/ryokuka/ryokuka090409_01.htm



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