2009年3月24日火曜日

紙を買って間伐

「森の町内会」間伐を促進 71社参加、費用上乗せの紙購入
http://www.business-i.jp/news/sou-page/news/200903230054a.nwc


オフィス町内
http://www.o-cho.org/index2.html


オフィス町内会が2005年12月から約90%を森林が占める岩手県岩泉町と協力して始めたのが「森の町内会」活動だ。
間伐費用の不足分を補う「間伐促進費」を上乗せした通常よりも約10%割高な「間伐に寄与した紙」を会員企業が購入し、パンフレットなどの印刷用紙の一部として使用することで、活動に参加する仕組みとなっている。


企業の環境保護意識の高まりから開始当初は6社だった会員企業も現在は71社に増加。年間約25ヘクタールの間伐が実施できるまでになった。


「森の町内会」活動を通じた森林育成は高い評価を受け、17日には第3回山村力コンクールで林野庁長官賞を受賞した。
当面の目標として、来年度に会員企業を増やして年間の間伐面積を現在の2倍の50ヘクタールに拡大したい考えだ。


 


森の町内会がコピー用紙発売 間伐促進費を価格に上乗せ
http://eco.nikkeibp.co.jp/article/news/20090528/101504/


これまで間伐に寄与した紙は、印刷用紙に限定してきた。
印刷を発注すると、紙代よりも印刷にかかる金額の方が大きな割合を占める。
このため、紙代に上乗せされた間伐促進費が印刷費全体の中では2~3%にとどまる。
ところが、コピー用紙は紙単体で販売するため間伐促進費の割合が7~8%に増えてしまう。


オフィス町内会事務局の半谷栄寿代表は、「間伐促進費の負担感が大きいコピー用紙の販売には躊躇していた。
しかし、支援企業のコピー用紙を環境教育に使いたいとの声で踏み切った」と明かす。
通販のアスクルで売ることで、不特定多数の企業や消費者を活動に呼び込める利点もある。



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