2009年3月27日金曜日

自民、国有林野法案の提出見送り

自民、国有林野法案の提出見送り  農水省は与党側と調整へ
http://www.47news.jp/CN/200903/CN2009032601000479.html


自民党の農林部会と林政調査会は26日の合同会議で、約1兆3000億円の長期債務を抱える国有林野事業特別会計を2009年度末に廃止し、10年度から事業を林野庁(一般会計)と新設の独立行政法人に分割する法案について、今国会への提出見送りを政府に求める方針を決めた。


これにより今国会での法案成立は困難な情勢となった。
農林水産省は次の国会へ法案提出を含め、10年度からの事業分割を実現する方向で与党側と調整を進める。


合同会議では「今通常国会への法案提出は適当でない」とした林政調査会小委員会の報告書が了承された。
報告書は、林野特会の巨額債務を新独法に半分程度承継させる政府方針に党内で反発が出ていたことを踏まえ「地球温暖化防止が喫緊の課題となる中で『国民の安心・安全の基盤』である国有林の保全・整備は極めて重要」と指摘。長期にわたる安定的な公的森林整備の推進を政府に求めている。



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