2009年3月14日土曜日

中国 人工林の年間造林面積400万ha

中国:人工林の年間造成面積、世界の5割占める
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0314&f=national_0314_003.shtml


国家林業局はこのほど、中国の人工林の年間造成面積が平均で約400万haとなることを明らかにした。
中国での年間増加面積は世界全体の53.2%を占めるという。


国連食糧農業機関によると、中国全体の人工林の面積は約5333万ha。
世界全体の人工林の4割近くを占め、世界1位となる。


中国では2009年に約546万haの面積に人工林を造成する計画。
現時点の森林率は18.21%で、2010年までに20%に引き上げる方針だ


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森林伐採による影響深刻化!中国政府の対策も焼け石に水?―英紙
http://www.recordchina.co.jp/group/g29479.html


英紙「ガーディアン」は12日、「中国が生態環境の悪化を憂慮、植樹・造林に注力」と題した記事で、無計画な樹木の伐採による被害や中国政府の対策などを紹介した。


中国政府は伐採の抑制や植樹・造林などの対策を強化。
毎年持続的に投資を続けることにより、全国で年平均400万ヘクタールの植樹・造林を行ってきた。


また、辺境地区には飛行機で種子を散布したり、一部の林業関係者に対しては伐採の禁止を命じたりした。
その結果、中国の森林カバー率は1980年代初期の12%から現在は18%以上に改善されている。


しかし、造林された土地の多くがすでに半砂漠化していたり、植樹されたのが単一種の樹木だったりと問題も多く、記事では「こうした努力が必ずしも安定した生態系の確立につながるとは限らない」と指摘している。

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