20年ぶり社有林に植樹
日本製紙石巻工場
http://www.sanriku-kahoku.com/news/2009_05/i/090528i-syokujyu.html
日本製紙石巻工場は二十七日、石巻市渡波の佐須浜社有林で植樹祭を開いた。
植樹祭には、工場幹部や今春配属された新入社員ら三十人が参加。
同社が以前ユーカリの試験植樹をした斜面〇・一ヘクタールに、広葉樹の苗約二百本を植えた。
樹種はコナラ、ミズナラ、ケヤキ、ヤマモミジ、ヤマザクラの五種類で、社員たちは急な斜面に苦労しながらスコップなどを使って丁寧に植えた。
基幹工場の石巻工場は原料の60パーセントが木材チップで、残り40パーセントが古紙。
チップは多くを輸入しているが、20-15パーセントは国産チップを使用。
今後、国産チップや山の管理にも目を向け、森林全体の活用を考えていくという。
同社が国内で所有する社有林・分収林は九万七千百八十一ヘクタール。
このうち新潟県を含む東北には一万千七百十五ヘクタールがあり、樹種はアカマツ(63パーセント)、スギ(20パーセント)、カラマツ(14パーセント)の針葉樹、2パーセントが広葉樹。石巻地方には佐須浜を含めて三カ所に社有林がある。
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