2009年5月19日火曜日

北海道 カーボンオフセット来年度導入目指す

CO2排出量取引「カーボンオフセット」 道、来年度導入目指す
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/politics/165765.html


「カーボンオフセット」制度を道内で本格導入するため、道は本年度から検討作業に入る。
来年度のスタートが目標で、森林整備とCO2削減だけでなく、道内企業の環境意識の向上につなげたい考えだ。


道が描くモデルは、道内の小規模工場が燃料を灯油などから、植物由来のためにCO2の排出量がゼロとみなされる木質ペレットやチップに転換してCO2削減枠を生み出し、重工業や食品産業、運送業など環境負荷の高い事業を担う企業に仲介。
譲り受けた企業が森林整備費を負担し、道内全体のCO2の削減と温室効果ガスの吸収量の増加を実現する仕組みだ。


道は近く、制度設計委員会を立ち上げ、事業の具体的な仕組みづくりに着手する。CO2削減量と引き換えになる植樹費用の算定方法や参加企業の募集方法などを決めていく。



0 件のコメント: