2009年5月30日土曜日

岩手 パンジー鉢上げ 用土に杉樹皮

http://www.pref.iwate.jp/~hp2088/repo/pdf/repo_496.pdf


パンジー鉢上げ 用土に杉樹皮 資材費3割減/岩手県農研センター
http://www.nougyou-shimbun.ne.jp/modules/bulletin5/article.php?storyid=916


岩手県農業研究センターは28日、パンジーの鉢上げ用土に、杉樹皮を微粉砕するなどで加工した培地が使えることを明らかにした。


通常のピートモスなどを入れた用土より、資材費が3割ほど安くなる。


用土重量も軽くなり、労力軽減できることもメリットだ。


製材過程で廃棄物となる杉樹皮の有効利用と、低コスト化につながる。


 


スギ樹皮、花の倍土に活用 県農業研究センター
http://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20090611_12


ピートモスの代わりに安価なスギ樹皮を使い、黒土の配合割合を変えて調査した。その結果、黒土とスギ樹皮を3対7とし、肥料を加えると従来の培土と変わらず生育することが分かった。


 同研究室が試算した1鉢(直径9センチ)当たりのコストは、従来の培土が6・3円で、新しい培土が5・07円。1円強の違いだが、鉢数が増えれば、生産コストの削減幅も拡大する。


県内で年間2万トンも発生すると推定されるスギ樹皮は、これまで有効な使い道がなかった。樹皮の繊維を粉砕し培土に加工する技術は、葛巻林業(本社盛岡市、遠藤保仁社長)が研究。2008年度まで3年間の研究で、栽培のめどがついたのは秋に出荷するパンジーだけだが、シクラメンやリンドウなども栽培できるよう研究を続ける。



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