奥入瀬の森異変 暖冬でスギ繁殖
http://www.business-i.jp/news/venture-page/news/200905190039a.nwc
トチノキやカツラなどの落葉広葉樹やシダ類がうっそうと茂る十和田八幡平国立公園・奥入瀬渓流(青森県)でここ数年、森の生態系に異変が生じている。
本来はほとんど存在しないはずの針葉樹スギの幼木が目立ち始めたのだ。
原因の一つが、暖冬による湿った重い雪。
昔は春先に限られていたが、厳冬期にも降り積もり、枝や幹に付いた雪は夜の冷え込みで氷塊となり、重みで枝が折れ、木が倒れる。
森の中で日が当たる部分が徐々に拡大し、周辺の山から供給されたスギの種子の成長を促している。
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