2009年5月26日火曜日

山梨 雷鳥の減少

雷鳥からのメッセージ:南アルプスに迫る危機/上 この10年間で激減
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090522ddlk19040164000c.html


雷鳥からのメッセージ:南アルプスに迫る危機/下 今ならまだ救える
http://mainichi.jp/area/yamanashi/news/20090525ddlk19040021000c.html


中村教授によれば、現在では1700羽程度まで減っている可能性が高く、南アルプスでの減少が最も激しいとみられる。北岳を含む白根三山では81年に63の縄張りが確認されたが、07年には14しかなく、単純計算では77・8%も減ったことになる。



低山の動物であるシカやサルがなぜ、ライチョウの生息域の高山帯に入り込んできたのだろうか。
長野県野生鳥獣対策室によると、南アルプスの長野県側のニホンジカの推定生息数は01年に約1万8858頭だったが、06年は約3万頭まで増加した。
同県などによると、人間による駆除や捕獲が少なくなったことが背景にあるという。


一方、林業の衰退で森林が荒れ、低山にシカやサルの餌となる木の実が不足するようになった。増えたシカやサルが餌に困り、高山帯まで上がってきているとみられる。



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